2014年6月19日木曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.450 ** 2014/6/18

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◇学術フォーラム「立法システム改革と立法学の再編」の開催について(ご案内)
◇学術フォーラム「研究倫理教育プログラム」の開催について(ご案内)
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 学術フォーラム「立法システム改革と立法学の再編」の開催について(ご案内)
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1.開催日時:平成26年7月6日(日)13:00~17:00(12:30受付開始)
2.開催場所:日本学術会議講堂
       (地下鉄千代田線乃木坂駅5番出口に隣接。
        地図:http://www.scj.go.jp/ja/other/info.html)
3.主催:日本学術会議 (実行担当:法学委員会「立法学分科会」)
4.共催:科研費助成共同研究体「立法システム改革の立法理学的基盤構築」
     (基盤研究B H24~H26)
5.開催趣旨: 
   55年体制崩壊後、現代日本の議会民主政は幾多の曲折を経つつ、政権交代
  により政治が大きく変動する時代を迎えている。それとともに、国論を分断
  するような重要な問題について矢継ぎ早に法改正が断行され、この傾向を助
  長する方向に日本の立法システムも変動しつつある。本フォーラムでは現代
  日本の議会民主政とその下での立法システムのこのような変動が孕む問題点
  を解明し、ありうべき改善方法を考案し、立法システム改革の指針を示しう
  る学への立法学の再編について協議する。
6.次第:
  コーディネーター:
  井田 良(日本学術会議法学委員会立法学分科会副委員長、
       慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
  松原芳博(日本学術会議法学委員会立法学分科会幹事、
       早稲田大学大学院法務研究科教授)               

  13:00~13:05 開会挨拶:  
         小林良彰(日本学術会議副会長)
  13:05~13:20 趣旨説明:「立法システム改革と立法学の再編」
         井上達夫(日本学術会議法学委員会立法学分科会委員長、
              東京大学大学院法学政治学研究科教授)
  13:20~13:45 報告:「立法システムの基盤変動とその問題点」
         川崎政司(慶應義塾大学大学院法務研究科客員教授)
  13:45~14:10 報告:「議会民主政の変動と立憲主義の危機」
         西原博史(日本学術会議法学委員会立法学分科会委員、
              早稲田大学社会科学部教授)
  14:10~14:35 報告: 「熟議民主主義と立法システム改革」
         齋藤純一(日本学術会議法学委員会立法学分科会委員、
              早稲田大学政治経済学術院教授)
  14:35~14:50 コメント:「政治の視点から」
         鈴木寛(前参議院議員・元文部科学省副大臣、
             東京大学公共政策大学院教授)
  14:50~15:05 コメント:「憲法の視点から」
         高見勝利(上智大学大学院法学研究科教授)
  15:05~15:20 コメント:「私法の視点から」
         山田八千子(日本学術会議法学委員会立法学分科会委員、
               中央大学大学院法務研究科教授)
  15:20~15:30  休憩
  15:30~16:50 パネル・ディスカッション(報告者・コメンテーター全員参加)
         コメンテータへの報告者の応答(1人5分)
         その後、フロアとの自由討議
  16:50~17:00
         閉会挨拶:まとめ「本フォーラムの学術的・社会的意義」 
         井田良(日本学術会議法学委員会立法学分科会副委員長)

7.参加方法:
  参加無料、事前申し込み不要です。受付順で入場、満席になり次第、受付を
  中止させていただきます。
8.問合せ先:立法学フォーラム事務局<rippougaku【あっと】gmail.com>

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 学術フォーラム「研究倫理教育プログラム」の開催について(ご案内)
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1 主催:日本学術会議、文部科学省、
     独立行政法人日本学術振興会、独立行政法人科学技術振興機構
2 開催日時:平成26年7月29日(火)14:00~17:00
3 開催場所:日本学術会議講堂
4 趣旨: 
    科学と科学研究は社会と共に、そして社会のためにある。このため、研究者
 が主体的かつ自律的に研究活動を進めるためには、社会の信頼と負託を得て科
 学の健全な発達を進めることが求められる。つまり、科学がその健全な発達・
 発展によってより豊かな人間社会の実現に寄与するためには、研究者がその行
 動を自ら厳正に律するための研究倫理を確立する必要がある。
  もちろん、すべての科学研究に当てはまる普遍的な方法は存在しない。研究
 倫理を確立するための具体的な方法は研究分野によって異なる。しかし、それ
 でも、各分野の研究を行う上での研究倫理を考える際に、すべての研究者が共
 通して持つべき価値観がある。こうした認識の下に、研究者個人の自律性に依
 拠する、すべての分野に共通する必要最小限の研究倫理には、研究者の責務、
 公正な研究、法令の遵守が含まれる。こうした目的のために、この度、様々な
 分野に共通する研究倫理を教育するための標準的なプログラムを作成したので、
 本学術フォーラムで公開するとともに、皆様からのご意見を伺い、より良いもの
 にしていくことができればと考えている。
5 次第:
    開会挨拶 大西 隆 日本学術会議会長
    趣旨説明 浅島 誠 独立行政法人日本学術振興会理事、日本学術会議連携会員
  報告 川上 伸昭 文部科学省科学技術・学術政策局長
  報告 渡邊 淳平 独立行政法人日本学術振興会理事
    報告 小林 良彰 日本学術会議副会長、慶應義塾大学法学部教授
    報告 市川 家國 信州大学特任教授
    報告 笠木 伸英 独立行政法人科学技術振興機構研究開発戦略センター
               上席フェロー、日本学術会議連携会員            
   ラウンドテーブル 
     松尾 泰樹    文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長
     浅島 誠     独立行政法人日本学術振興会理事、日本学術会議連携会員
     市川 家國    信州大学特任教授
     相原 博昭    日本学術会議会員、東京大学副学長
    閉会挨拶 大竹 暁   独立行政法人科学技術振興機構理事
    司会   小林 良彰  日本学術会議副会長、慶應義塾大学法学部教授

■申込み方法 事前登録制・参加無料
  下記URLよりフォームに必要事項をご記入の上お申し込みください。
  https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0051.html
■問い合わせ先 日本学術会議事務局企画担当
 〒106-8555 東京都港区六本木 7-22-34 TEL 03-3403-6295