2021年1月29日金曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.738** 2021/1/29

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【開催案内】

 公開シンポジウム「胎児期からの脳発達:発達保育実践政策学の追究」

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【主催】 日本学術会議心理学・教育学委員会

【共催】 東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター

【日時】 令和3年2月8日(月)14:00~16:00

【場所】 オンライン

【参加費】 無料

【定員】 450人

【事前申込み】 要 

  http://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/event/22470/

【開催趣旨】 

  世界規模で、就学前の子どもに対するケアや幼児教育のあり方が問い直され

 てきている。こうした動向の中、日本学術会議第22期大型研究計画に関するマ

 スタープランにおいて教育学分野から申請された「乳児発達保育実践政策学研

 究教育推進拠点の形成」にもとづき、研究拠点の整備が進み、乳幼児の行動認

 知と脳機能、保育の実態、保育政策等、多様な視座からの研究が進展している。

 近年さらに、生涯にわたる健康、疾病、教育等の問題において、人生の最初期

 である胎児期・新生児期の発達を理解することの重要性が注目されつつある。

 本公開シンポジウムでは、「胎児期からの脳発達」をテーマとし、医学・生物

 学分野で研究が進んでいる胎児期からの脳発達に焦点を当て、大脳皮質の発生

 ・発達のプロセスや、早期環境が脳や認知機能の発達に与える影響について議

 論する。

  第1部の講演では、丸山千秋氏(医学総合研究所)が、分子神経生物学の見地

 から、城所博之氏(名古屋大学)が、小児神経学の見地から、脳の発達に関す

 る話題提供を行う。特に、胎児期の大脳で一時的に増殖し、新生児期に縮退す

 るサブプレートニューロンが、神経回路網の構造と機能の発達において、多様

 な役割を果たしていることを示す発見が近年なされ、注目を集めている。そう

 した最新の知見を紹介し、今後の研究を展望する。

  第2部のパネルディスカッションでは、両氏に加え、臨床神経心理学が専門の

 松井三枝氏(金沢大学)、発達脳科学が専門の多賀厳太郎氏(東京大学)が登

 壇し、脳・認知機能の生涯発達や、その障害についての基礎的・臨床的観点か

 ら、多角的に討論する。特に、初期発達を、胎児期の自発的な脳活動を基盤と

 して、環境と相互作用しながら動的に変化していく過程として捉えることで、

 新たな発達の理論を 追究する。学術分野横断的な討論を通して、より良い発

 達・保育環境に関する考えを深め、当該研究テーマの意義について社会に提案

 ・発信する場としたい。


【プログラム】

 http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/306-s-0208.html


【問い合わせ先】

 http://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/contact-20210208symposium/

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2021年1月25日月曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.737** 2021/1/22

1.【開催案内】

 日本学術会議主催学術フォーラム

「新たな地球観への挑戦-地球惑星科学の国際学術組織の活動と日本の貢献-」

2.【お知らせ】「第6期科学技術・イノベーション基本計画」

 答申素案についての意見募集(パブリックコメント)について

3.ユネスコ-ロシア メンデレーエフ国際賞の公募について(ご案内)

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【開催案内】

 日本学術会議主催学術フォーラム

「新たな地球観への挑戦-地球惑星科学の国際学術組織の活動と日本の貢献-」

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・日時:2021年 2月15日(月)13:00-17:30


・場所:オンライン


・主催:日本学術会議


・開催趣旨:

 日本学術会議は、国際学術会議(ISC)に加盟する学術連合や科学委員会を

通して国際的な学術活動を行っています。なかでも、地球惑星科学には数多く

の国際的学術連合や国際科学委員会があり、それぞれの分野で新たな地球観、

生命観を創造し、持続可能な社会への挑戦に向けて学術的な発展にむけて活動

を行うと同時に、その研究成果を社会に向けて発信し、若手研究者の育成に大

きく貢献してきています。

 この学術フオーラムを通して国際的な学術組織への日本の地球惑星科学者が

果たしてきた役割を可視化し、将来への展望をしたいと考えています。


・次第: http://www.scj.go.jp/ja/event/2021/306-s-0215.html


・参加費:無料


・要・事前申し込み:以下のURLからお申し込みください。        

 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html     


・問合せ先:

 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当

 電話:03-3403-6295


 西弘嗣 福井県立大学恐竜学研究所

 E-mail:hnishi*fpu.ac.jp (*を@に変更)

 電話: 0776-68-8191


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【お知らせ】「第6期科学技術・イノベーション基本計画」

 答申素案についての意見募集(パブリックコメント)について

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 現在、総合科学技術・イノベーション会議では、令和3年度からの新たな

第6期科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けて検討が進められて

おり、本年3月に答申が予定されています。

 これに先立ち、答申案の取りまとめの参考とするため、内閣府において、

答申素案についてのパブリックコメントが開始されましたのでお知らせいた

します。(募集期間1/20~2/10)


○「第6期科学技術・イノベーション基本計画」答申素案についての意見

募集(内閣府HP)

 https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20210120.html


 なお、日本学術会議では、令和元(2019)年11月6日に、提言「第6期科

学技術基本計画に向けての提言」(科学者委員会 学術体制分科会)を公表

しておりますので、御参考まで合わせてご連絡いたします。


○提言「第6期科学技術基本計画に向けての提言」

 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-t283-1.pdf


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 ユネスコ-ロシア メンデレーエフ国際賞の公募について(ご案内)

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 ユネスコより、基礎科学におけるユネスコ-ロシア メンデレーエフ国際賞

への公募について御案内がございましたのでお知らせいたします。

 

○賞の概要

・ロシアの化学者 ドミトリ・メンデレーエフにちなみ、2021年よりロシア出資

のもと開始する新設の賞。

・世界もしくは地域規模において、社会経済的変革を導くような、基礎科学(化

学、物理学、数学、生物学)における画期的な発見及び卓越した改革並びに積極

的な促進に貢献した2名の科学者に毎年贈られる。

・若手研究者、特に女性の推薦が推奨される

・受賞者へはそれぞれ$250,000(約172万円)、金メダル、賞状が贈られる。

 

○応募について

応募対象者

 科学分野での業績が社会的変革への貢献や地域又は地球規模における影響を及

ぼした者が対象となり、以下の基準に基づいて審査されます。

・基礎科学分野の研究における卓越性

・基礎科学の教育と普及

・基礎科学分野における国際的もしくは地域的貢献

また、年齢は不問となっております。

 

応募方法

 応募ウェブサイト及び応募規則を御確認の上、以下のうち、どちらかの方法で

御応募ください。

 

(1)日本ユネスコ国内委員会事務局による推薦を希望する場合:

 2021年2月26日(金)までに*応募書類を日本ユネスコ国内委員会事務局

(jpnatcom@mext.go.jp)まで御提出ください。

 事務局で内容を確認し、国内委員会からの推薦について検討いたします。推薦

が決定した場合、登録及び申請について別途ご案内するようにいたします。 

 

(2)各自で応募する場合(国内委員会による推薦ではない場合):

*ユネスコチェア、大学、カテゴリー2センターは直接応募が可能です。


 以下の登録サイトから御登録、申請ください。(応募〆切2021年3月15日(月))


 登録サイト:https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=Uq5PHbM5-kuwswIpVrERlE-pUubXC21Kgcn21qXwKpFUNkZHUFU1WFBZNDFYRUtST0NNUTEyUVJLSy4u

 なお、応募の際は、日本ユネスコ国内委員会事務局(jpnatcom@mext.go.jp)まで

御一報いただけますようよろしくお願いいたします。

応募ウェブサイト:https://en.unesco.org/stem/basic-sciences-prize/apply 

 

(*応募書類)

・推薦者による被推薦者の本賞への応募がふさわしいと考える理由書(最大500文

字)

・履歴書(2-3ページ)

※履歴書へは被推薦者が扱う科学的社会ネットワーク及びウェブサイト

 (ResearchGate、ORCID、個人のウェブサイト等)について記載する必要がござい

ます。

・Web of ScienceやScopus databasesにおいて検索可能な20本の重要な文献につ

いて、重要順に並べたリスト及びそれらが重要であると示す説明並びに賞との関

連性についての記載(50文字以下)。

※文献のリンクについても御記載ください。

・最新の優れた特許のリスト(最大2ページ)

・候補者の所属組織以外の著名な科学者からの3つの推薦書

・(1)社会、(2)国際的科学的連携、(3) 持続可能な開発のための2030アジェン

ダへの取組について専門的な達成及び結果の影響について記述(最大2,000文字)

・被推薦者の賞への推薦がふさわしいとする証明する取組の達成及び成果につい

ての簡潔で明確な説明(最大10文字)


(御参考)

賞概要ウェブサイト:https://en.unesco.org/stem/basic-sciences-prize

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2021年1月12日火曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.736** 2020/1/8

 1.【開催案内】公開シンポジウム

「メディア学の使命――ジャーナリズム研究からプラットフォーム研究まで」

2.日本学術会議協力学術研究団体 変更届提出のお願い

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【開催案内】公開シンポジウム

「メディア学の使命――ジャーナリズム研究からプラットフォーム研究まで」

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【主催】社会学系コンソーシアム(http://www.socconso.com/)

    日本学術会議社会学委員会

【日時】2021年1月23日(土)13:30~16:30

【場所】オンライン(Zoomウェビナー)

【参加費】無料

【定員】500名

【事前申込み】登録必要

 https://zoom.us/webinar/register/WN_hcwyaBqpTd6pQM6dcjAkdA

【開催趣旨】

 現在、メディアは未だかつてない規模で、私達の生活に入り込み、社会意識

を変え、政治を左右している。この媒介過程としてのメディアを研究する「メ

ディア学」とは、どのような学問であるべきかを考える。これは、日本マス・

コミュニケーション学会や社会情報学会、関連諸学会のみならず、ネット革命

の只中にある新聞社や放送局、出版社、ネット系諸企業が取り組むべき問いで

もある。これらメディア企業と、アカデミックな知がいかに対話と協力を実現

していくかについても議論したい。

【プログラム】

13:30-13:40 開会のご挨拶

 白波瀬佐和子(日本学術会議会員、東京大学)

 浦野正樹(社会学系コンソーシアム理事長、早稲田大学)

13:40-13:45 趣旨説明

 吉見俊哉(日本マス・コミュニケーション学会、東京大学)

13:45-15:05報告者報告(各20分)

 (1)メディア学とジャーナリズムの未来 金平茂紀(日本マス・コミュニケー

 ション学会、ジャーナリスト)

 (2)メディア学とコミュニケーション研究の未来 辻大介(日本マス・コミュ

 ニケーション学会、大阪大学)

 (3)インターネット時代におけるメディア学 吉田純(社会情報学会、京都大学)

 (4)メディア学とオープンデータの間 庄司昌彦(社会情報学会、武蔵大学)

15:05-15:15 休憩

15:15-15:30 討論者コメント

 石田佐恵子(日本マス・コミュニケーション学会、大阪市立大学)

 伊藤守(社会情報学会、日本マス・コミュニケーション学会、早稲田大学)

15:30-16:25 討論

16:25-16;30 閉会のご挨拶

 有田伸(日本学術会議会員、東京大学)


【問い合わせ先】

 社会学系コンソーシアム事務局

 メールアドレス:socconsortium(a)socconso.com ※(a)を@にしてお送りくだ

さい。


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 日本学術会議協力学術研究団体 変更届提出のお願い

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日本学術会議 協力学術研究団体 御中


 平素より日本学術会議の活動にご協力いただき、ありがとうございます。


 日本学術会議協力学術研究団体規程により、団体の届出内容(代表者、事務局

所在地、連絡先、URL等)に変更が生じた場合には、速やかに文書(変更届)

を郵送いただくこととなっております。


 様式は以下URLからダウンロードできますので、届出内容に変更が生じた団体

におかれましてはご対応いただきますようお願いいたします。

 URL: http://www.scj.go.jp/ja/group/dantai/index.html


 現在の届出内容を確認されたい場合は、以下の問い合わせメールアドレスまで

ご連絡ください。PDFにてお送りします。


 なお、学会名鑑とは協力体制にありますが、登録内容等が異なっております。

学会名鑑を更新しただけでは、変更届の提出とはなりませんのでご注意くださ

い。


【問い合わせ先】

 日本学術会議事務局 協力学術研究団体担当

 scj.kyoryoku-dantai.t5k*cao.go.jp(*を@に変更して送信して下さい)


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