2019年8月26日月曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.688 ** 2019/8/23

1.【開催案内】日本学術会議東北地区会議主催公開学術講演会
  「超高齢社会における看取りを考える」
2.【開催案内】日本学術会議公開シンポジウム
  「土と持続可能な開発目標(SDGs)-アフリカの土・市街地の土-」
3.日本学術会議協力学術研究団体 変更届提出のお願い
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【開催案内】日本学術会議東北地区会議主催公開学術講演会
  「超高齢社会における看取りを考える」
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 日本では、2016(平成28)年の年間の総死亡者数(約131万人)のうち、
65歳以上の高齢者の死亡者数(約117万人)の割合は89% にのぼり、
後期高齢者(75歳以上)の死亡者数(約97万人)の割合も74% に上ります。
「老老介護」がむしろ特別でなくなった日本の高齢化はさらに進行することが
予想されており、看取りのあり方は国民全体の課題と言えます。
本企画は、超高齢社会となった日本における望ましい看取りのあり方を、
多面的に議論することが目的です。
また、日本学術会議として今後この問題にどのように取り組んでいくかを、
参加者とともに考えたいと思います。
◆主催:日本学術会議東北地区会議
  共催:公立大学法人福島県立医科大学、
    特定非営利活動法人福島県緩和ケア支援ネットワーク
◆日時:令和元年9月15日(日)13:30~16:45
◆会場:コラッセふくしま 4 階多目的ホール
   (福島県福島市三河南町1番20号)
◆参加費:無料
◆事前申し込み:
    当日参加も可能ですが、参加人数把握のため、下記URLより事前申込をお願いします。
    ※ 満席の場合は、入場をお断りする事があります。
    http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kenkyo/gakujyutsukaigi/form.html
◆プログラムはこちらから↓
  http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/279-s-0915.pdf
【問合せ先】
 東北地区会議事務局(東北大学研究推進課内)
  TEL: 022-217-4840
 E-mail: kenkyo*grp.tohoku.ac.jp(*マークを@に変えてください)
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【開催案内】日本学術会議公開シンポジウム
「土と持続可能な開発目標(SDGs)-アフリカの土・市街地の土-」
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 土は多様な動物、植物、微生物の生息する場であり、それらの生物と地表物質の
相互作用からできている。そして、私たちの衣食住の多くはこれらの土の産物に
依存している。一方、国際連合では2015年の総会で人間、地球及び繁栄のための
行動計画として17の目標からなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択した。
そのSDGsには持続可能な農業の促進、陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の
促進、持続可能な森林の経営、土地劣化阻止など、土が広く密接に関係する。
このシンポジウムでは、私たちは土をどのように扱えばその機能を良好に利用し
続けることができるのか、また、近年の人口の半分以上は市街地に住むようになり
市街地の土をどう扱えば良いのか、などについて国内外の研究者の講演を参考に
討論を進める。
◆主催:日本学術会議農学委員会土壌科学分科会、IUSS分科会
  共催:一般社団法人日本土壌肥料学会、 International Union of Soil Sciences
  後援:公益社団法人農業農村工学会、 一般社団法人日本森林学会
  協賛:日本農学アカデミー、日本ペドロジー学会、土壌物理学会、
     日本作物学会、日本熱帯生態学会、森林立地学会、
     公益社団法人環境科学会、公益社団法人日本農芸化学会、
     国連大学、日本土壌微生物学会、日本土壌動物学会
◆日時:令和元年9月2日(月):13時~16時
◆会場:日本学術会議講堂(〒106-8555東京都港区六本木7-22-34)
◆参加費:無料
◆事前申し込み:不要
ポスターはこちらから↓
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/279-s-0902.pdf
【問合せ先】
南條正巳 nanzyo@tohoku.ac.jp

2019年8月16日金曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.687 ** 2019/8/16

1.【開催案内】「翻訳における文化-世界歴史・世界文化・世界社会-
     トランスカルチャーにおける日本とドイツ、世界の比較」
2.【日本政府観光局からのお知らせ】
   国際会議海外キーパーソン招請事業「Meet Japan」のご案内
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【開催案内】「翻訳における文化-世界歴史・世界文化・世界社会-
     トランスカルチャーにおける日本とドイツ、世界の比較」
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 2017年11月に開催した日独合同 DFG シンポジウム(日本学術会議後援)
を受け継ぎ、両国の人文・社会科学系研究者の対話を深める。初日午前中は、
人文・社会科学をめぐる学術政策に関するラウンドテーブル、午後・二日目は
研究交流のためのパネル・デイスカッションを行う。後者においては、日本の
人文・社会科学を翻訳により紹介していくことを目指す。
テーマは、グローバル化とそれに結びつく広義のトランスカルチャリティの過
程であり、次の3つの問いをめぐって展開される。
〇現在、世界の歴史、世界の文学、世界の社会について、どの程度のことを、
どのような意味で語ることができるか。
〇現在のトランスカルチャリティはどのようにつくられ、とくに世界の歴史、
世界の文化、世界の社会の中のどこにそれが見られるか。
〇トランスカルチャリティ、世界の歴史、世界の文化、世界の社会との接し方
において、日本とドイツにはどのような類似性が見られるか。
◆主催:日本学術会議第一部、ドイツ研究振興協会(DFG)
◆日時:令和元年10月10日(木)9:30~17:15(9:00 受付開始)
令和元年10月11日(金)9:00~12:30(8:30 受付開始)
◆会場:東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール
(〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1)
◆参加費:無料
◆事前申し込み:要(当日受付も可)
ポスターはこちらから↓
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/279-s-1010-1.pdf
【問い合わせ・申し込み】
ドイツ研究振興協会(DFG)日本代表部
電話 03-3589-2508
佐藤愛子(Aiko Sato)aiko.sato@dfg.de
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【日本政府観光局からのお知らせ】
 国際会議海外キーパーソン招請事業「Meet Japan」のご案内
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◆国際会議海外キーパーソン招請事業のご案内について
 日本政府観光局(JNTO)では、国際会議の日本への誘致促進を図るため、
海外のキーパーソンを日本へ招請する「国際会議キーパーソン招請事業(Meet Japan)」を
実施しています。
国際会議を誘致中、あるいはこれから誘致をご検討されている方はぜひご連絡ください。
詳細はこちら:https://mice.jnto.go.jp/assets/doc/meetjapan/2019/MJ2019_info.pdf
●期日:2019年12月8日(日) - 12月13日(金)
●招請の条件
以下の条件を満たす国際団体の候補地選定のキーパーソンの方(各団体1名)
1.5年以内に日本への誘致活動を開始する可能性のある会議に携わっていること
2.当該会議の参加者の総数が200名以上(うち30%以上が外国人)であること
3.日本での開催都市が決定していないこと
●招請人数20名程度
●日程
1日目:ウェルカム・レセプション
2日目~4日目:都市視察(2都市、2泊3日)※視察都市は会議の種類や規模、特性等に合わせて設定します。
5日目:被招請者と日本側コンベンションビューローとの商談会・フェアウェルパーティー
●申込締切日:2019年8月30日(金)
申込書はこちら:https://mice.jnto.go.jp/assets/doc/meetjapan/2019/MJ2019_form.doc
【お問合せ先】
  日本政府観光局(JNTO) MICEプロモーション部
担当:野村、齋藤、大平
  電話:03-6691-4852
  メールアドレス:meetjpn@jnto.go.jp

2019年8月13日火曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.686 ** 2019/8/9

1.【開催案内】共同主催国際会議
  「第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019」
2.【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム(9~10月開催)
3.【応募開始】第2回 日本オープンイノベーション大賞について
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 開催案内】共同主催国際会議
「第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019」
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 会 期:令和元年9月1日(日)~9月7日(土)[7日間]
 場 所:国立京都国際会館 ほか(京都府京都市)
 日本学術会議と国際博物館会議、ICOM日本委員会、ICOM京都大会2019組織委員会及び
公益財団法人日本博物館協会が共同主催する「第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会
2019」が、9月1日(日)より、国立京都国際会館ほかで開催されます。
 当国際会議では、「文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ-」をメインテーマに
国際的課題と博物館、地域コミュニティと博物館、博物館の定義と制度を主要題目とし
て、研究発表と討論が行われることとなっており、その成果は、博物館の発展に大きく
資するものと期待されます。また、本会議には138ヵ国・地域から約3,000名の参加が
見込まれています。
 また、一般市民を対象とした市民公開企画として、9月7日(土)に
「ICOM京都大会開催記念 特別企画 京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─」と題し
無料での展示観覧を行うこととなっております。関係者の皆様に周知いただくとともに、
是非、御参加いただきますようお願いいたします。

第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019 市民公開企画
「ICOM京都大会開催記念 特別企画 京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─」
 日 時:令和元年9月7日(土)9:30~17:00
 会 場:京都国立博物館
 参加費:無料

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ(https://icom-kyoto-2019.org/jp/
○市民公開企画ホームページ(https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/icom_2019.html
【問合せ先】日本学術会議事務局参事官(国際業務担当)付国際会議担当
 (Tel:03-3403-5731、Mail:i254*scj.go.jp)
 ※アドレス中、*を@に変更してお送りください。
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 【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム(9~10月開催)
「フューチャー・アースと学校教育:持続可能な社会と海洋の実現を目指して」
「自動車の自動運転の推進と社会的課題について―移動の本能と新しい社会のデザイン-」
「いま問われる物理教育改革-より効果的な理工学教育をめざして」
「科学的エビデンスに基づく『スポーツの価値』の普及の在り方」
「産学共創がうみだすベンチャー・インキュベーション」
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【フューチャー・アースと学校教育:持続可能な社会と海洋の実現を目指して】
・日時:2019年9月8日(日)13時00分~17時00分
・場所:日本学術会議講堂
・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/276-s-0908.pdf
・お申込み:以下のURLからお申し込みください        
 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html         

【自動車の自動運転の推進と社会的課題について―移動の本能と新しい社会のデザイン-】
・日時:2019年9月16日(月・祝)10時00分~17時00分
・場所:日本学術会議講堂
・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/276-s-0916.pdf
・お申込み:以下のURLからお申し込みください        
 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0067.html      

【いま問われる物理教育改革-より効果的な理工学教育をめざして】
・日時:2019年9月27日(金)10時00分~16時10分
・場所:日本学術会議講堂
・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/278-s-0927.pdf
・お申込み:以下のURLからお申し込みください        
 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html   

【科学的エビデンスに基づく『スポーツの価値』の普及の在り方】
・日時:2019年10月3日(木)13時00分~17時00分
・場所:日本学術会議講堂
・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/279-s-1003.pdf
・お申込み:以下のURLからお申し込みください        
 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0067.html    

【産学共創がうみだすベンチャー・インキュベーション】
・日時:2019年10月10日(木)13時00分~17時00分
・場所:日本学術会議講堂
・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/279-s-1010.pdf
・お申込み:以下のURLからお申し込みください        
 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html        

問合せ先:
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
 〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
 電話:03-3403-6295
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 【応募開始】第2回 日本オープンイノベーション大賞について
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 第2回 日本オープンイノベーション大賞の応募受付開始となりました。
【日本オープンイノベーション大賞の趣旨】
 ロールモデルとなる先導的又は独創的な取組の表彰と発信により、オープン
イノベーションをさらに普及させ、我が国のイノベーション創出を加速するこ
とを目指します。
【表彰の対象】
 オープンイノベーションの取組で、模範となるようなもの、社会インパクト
の大きいもの、持続可能性のあるものを表彰します。
【表彰の種類】 
 政府各省の担当分野ごとに大臣表彰をするとともに、経済団体、学術団体の
会長賞の表彰をします。各賞の中で最も優れたものを内閣総理大臣賞として表
彰します。
 内閣総理大臣賞
 科学技術政策担当大臣賞
 総務大臣賞
 文部科学大臣賞
 厚生労働大臣賞
 農林水産大臣賞
 経済産業大臣賞
 国土交通大臣賞
 環境大臣賞
 スポーツ庁長官賞
 日本経済団体連合会会長賞
 日本学術会議会長賞
【応募方法】
 内閣府ウェブサイトよりご確認ください。
 https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html
 
【募集締切】
 令和元年10月7日(月)18時(厳守)
【発表・表彰】
 表彰式・記念シンポジウムは平成令和2年2月に開催予定。
【お問い合わせ先】
 内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)
 イノベーション創出環境担当
  電話番号:03-5253-2111(代表)

2019年8月6日火曜日

日本科学協会主催セミナー「未来をひらく 科学と倫理」

日本科学協会主催セミナー「未来をひらく 科学と倫理」 について

日時:2019年10月26日(土)13時~17時
場所:日本財団ビル2F大会議室
(東京都港区赤坂1-2-2)
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/access
定員:100名(先着順事前登録制)
参加費:無料

科学を宗教・倫理・芸術の3つの哲学テーマから考える科学隣接領域、
今回第二弾となります「科学と倫理」セミナーは、前半で、研究者が直面している倫理の問題を取り上げ、後半で、先端科学分野「生命・AI・宇宙」の倫理について探っていきます。
このセミナーを通して、新たな科学研究者倫理と社会倫理のあり方を提起し、研究者の問題解決の一助となることを目指しております。未来に向けて倫理を見つめ直してみませんか。
文理問わず、研究者の皆様にご出席賜りたく、お申込みをお待ちしております。
申込はこちら↓
https://fs221.xbit.jp/g229/form3/

プログラム:
第1部 研究者の科学倫理(モデレーター 岡本拓司)
〇「3.11以降の科学技術と研究者倫理」
基調講演   野家 啓一(東北大学名誉教授)
ディスカッサント 廣野 喜幸(東京大学大学院教授)
○科学者三原則 酒井 邦嘉(東京大学大学院教授)

第2部 未来の科学倫理(モデレーター 安藤礼二、正木晃)
○「合成生物学の衝撃」
須田 桃子氏(毎日新聞社科学環境部記者)
対談 須田×廣野
○「AI時代の科学技術倫理」
前野 隆司(慶應義塾大学大学院SDM教授)
       対談 前野×酒井
○「人類の生存と宇宙進出の問題点」
神崎 宣次(南山大学教授)
    対談 神崎×金子
総合コーディネーター 金子 務(大阪府立大学名誉教授)
コーディネーター 酒井 邦嘉(東京大学大学院教授)
申込方法:事前登録制Webから(100名先着)
https://fs221.xbit.jp/g229/form3/
以上