2015年2月27日金曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.485 ** 2015/2/27

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◇日本学術会議主催学術フォーラム「科学を変えるデータジャーナル-科学技術データの共有・再利用の
新たなプラットフォーム構築に向けて-」について(ご案内)
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【内容】
◆日時:平成27年3月4日(水) 10:30~17:30
◆場所:日本学術会議講堂
◆主催:日本学術会議(情報学委員会国際サイエンスデータ分科会)
◆開催趣旨:
 データ共有・再利用の本格化時代に臨み、データを価値に展開する“データ力”が問われている。
国際アカデミー及びG8等政治の場ではデータに関する議論が積み重ねられ、 オープンアクセス、オープンデータ、
オープンサイエンスへの動きが推進されている。学術が大きく変わろうとしている。
そうした状況の下で、従来からのデータベース専門家を中心にした大規模なデータベースやアーカイブの構築の
活動ではなく、データの生産者、データ専門家、そしてデータの利用者が連携して科学技術データを構築するため
の新たな方法としてのデータジャーナルの発刊が始まっている。将来、データジャーナルは、オリジナル論文主体
の学術誌を補完し、専門分化した学術分野のカベを超え、社会と学術とのより緊密な関係を築くための“メディア”
となりうるのだろうか?
 データの時代における科学技術データの活動と役割について、あるべき姿・展望を明らかにする。

◆次 第:
 総合司会 原田 幸明(物質・材料機構研究員)
 開会挨拶 喜連川 優 (日本学術会議会員、情報学委員会委員長)

第一部 日本のデータ・情報戦略について
 座長  長島 昭 (慶應義塾大学名誉教授)、
      佐藤 正樹(科学技術振興機構調査役)

 講演  「オープンサイエンス時代の科学技術情報政策」 
         原山 優子(内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員)

 講演  「情報学からみたデータプラットフォーム・データジャーナルの可能性と課題」
         喜連川 優 (日本学術会議会員)

 講演  「世界のオープン化の流れとデータ共有 -JSTのデータ共有に向けた活動」
         大竹 暁(科学技術振興機構総括担当理事)

第二部 データ共有と利用に関する国際連携について
 座長  北川 源四郎(日本学術会議会員、情報・システム研究機構長)
      竹内 秀樹(国立国会図書館電子情報流通課長)

 講演  「オープンアクセスからオープンな科学データへーNPGの活動」
      宮入 暢子(ネイチャーパブリッシンググループ コンサルタント/アナリスト)

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講演 How to work together for data-experiences in US and difficulties 
and opportunities of data journals(仮題) 
Paul Uhlir(Consultant, US Academies)

講演 Important assets of data journals to bridge science and society (仮題)  
Krishan Lal 
(President, The Association of Academies and Societies of Sciences in Asia)

第三部 分野別の国際的なデータ活動について    
 座長  春山成子(日本学術会議連携会員)、芦野俊宏(東洋大学国際地域学科教授)

 講演  物理分野のとりくみ(仮題)
      植田憲一(日本学術会議連携会員)

 講演  物質・材料分野のとりくみ(仮題)
      小関敏彦(日本学術会議連携会員)

 講演  ゲノミクス分野でのデータ共有と、その再利用を促進するScientific Data誌 
      川路英哉(理化学研究所ユニットリーダー)

 講演  脳神経科学分野のデータ共有と国際連携
      古市貞一(東京理科大学理工学部教授)

 講演  地球惑星科学分野のとりくみ(仮題)       
      村山泰啓(日本学術会議特任連携会員)

 講演  高品質データの社会還元(仮題) 
          小島功(産業技術総合研究所総合研究主幹)

 講演  メタデータ、識別子事業について(仮題) 
      武田英明(国立情報学研究所教授)

  Discussants : 原田幸明、芦野俊宏、佐藤正樹、村山泰啓、竹内秀樹、
               門平卓也、野澤隆、大武美保子、国沢隆

総括  今後の展望と課題
      Piero Carninci(理研ライフサイエンス技術基盤研究センター、副センター長)
      岩田修一(日本学術会議連携会員、国際サイエンスデータ分科会委員長) 
  
◆定 員 当日先着順300名 事前登録なし
◆問い合わせ先 (下記へご連絡ください)
  日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
   〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34 
  電話 03-3403-6295  FAX 03-3403-1260
  Email: p228【あっと】scj.go.jp

2015年2月23日月曜日

災害後の初期対応から復旧・復興への過渡期における諸課題


3月16日(月)、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、災害後の初期対応から復旧・復興への過渡期における諸課題~東日本大震災からの教訓と題したパネル討論を仙台市にて開催します。

本パネル討論では、災害後の当面の対応と復旧から、より長期的な取り組みを要する復興への過渡期に生じる諸課題に着目します。東日本大震災とその後の原発事故で被災した地域からの例を踏まえ、住宅供給・雇用・医療/健康管理・福祉や地域活性化などの分野で表れる、現場のニーズと対応する政策とのミスマッチについての議論を促します。

本イベントは、日本語と英語の同時通訳があります。

プログラム
9:10–9:15  開催挨拶
9:15–10:45  パネリストによる発表
モシニャガ アンナ (UNU-IAS)
クリス・ホブソン (早稲田大学/UNU-IAS)
石川英子 (千葉大学)
立木茂雄 (同志社大学)
永松伸吾 (関西大学)
秋冨慎司 (岩手医科大学)
10:45–11:40  ディスカッション

詳細・参加ご登録は下記URLのイベントページよりお願いいたします。
http://ias.unu.edu/jp/events/upcoming/disaster-risk-reduction-and-the-transition-from-response-to-recovery.html#overview

日本学術会議ニュース・メール ** No.483 ** 2015/2/20

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◇第40回(平成27年度)井上春成賞について(ご案内)
◇山上の光賞について(ご案内)
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第40回(平成27年度)井上春成賞について(ご案内)
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第40回(平成27年度)井上春成賞について、推薦依頼がありましたのでお知らせいた
します。会員・連携会員の皆様がご推薦できる賞ですので、同賞にふさわしいと考
えられる研究者がいらっしゃいましたら、ご推薦をお願いします。
推薦要領につきましては、以下のホームページでご確認ください。

○井上春成賞:井上春成賞は、大学、研究機関等の独創的な研究成果をもとにして
企業が開発し企業化したわが国の優れた技術について、研究者及び企業を表彰する
ことを目的とした賞です。
〆切は平成27年(2015年)3月31日。
http://krs.bz/scj/c?c=173&m=20553&v=dd6d0d01
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山上の光賞について(ご案内)
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山上の光賞について、推薦依頼がありましたのでお知らせいたします。会員・連携
会員の皆様がご推薦できる賞ですので、同賞にふさわしいと考えられる研究者がい
らっしゃいましたら、ご推薦をお願いします。推薦要領につきましては、以下のホ
ームページでご確認ください。

○井上春成賞:日本の広範な健康・医療分野において素晴らしい活躍をし、よりよ
い社会を築くことに貢献している75歳以上の方々を顕彰する賞です。
〆切は平成27年(2015年)3月2日。
http://krs.bz/scj/c?c=174&m=20553&v=133df1a9

2015年2月20日金曜日

パリ日仏高等研究センター研究フェロー募集のお知らせ



大学、関係機関各位

拝啓

時下益々 ご清祥のこととお慶び申し上げ ます。日頃より本財団における 研 究・教育活動をご支援いただ き,誠にありがとうございま す。この度、フラン ス国立社会 科学高等研究院日仏財団(以下 「日仏財団」という)では、昨 年 2014年12月に新設され たパリ日仏高等研究センター (Centre d'études avancées franco-japonais de Paris、略称CEAFJP http://ffj.ehess.fr/ceafjp.html ) の2016年度シニア及びジュニアフェロー を公募します。

パリ日仏 高等研究センターは、パリに拠 点を置き、卓越した若手研究者 の育 成、多様な人材を結集した国際的な先端研究を通じ、日仏 交流への貢献を目指 していま す。本研究センターでは、6か 月以上12か月以内の期間パリ に滞在し て研究活動を行うこと を希望する研究者を支援し、最 良の研究環境と欧州研究 者との 交流の機会を提供します。
このたび CEAFJPフェローシップでは、以下の5つの研究テーマに よるフェロー シップについて募 集いたします。

1) フランス銀行研究フェロー「マクロ経済学と経済政策:日本の経験から何を 学ぶか?」(http://ffj.ehess.fr/chaire_bdf.html)
2) ミシュラン研究フェロー「日本のイノベーション公共政策」 (http://ffj.ehess.fr/chaire_michelin.html
3) ルノー研究フェロー「日本、韓国及び欧州における自動車利用の変容」 (http://ffj.ehess.fr/chaire_renault.html)
4) ヴァレオ研究フェロー 「持続可能なモビリティのための革新的技術」 (http://ffj.ehess.fr/chaire_valeo.html)
5) エア・リキード研究フェロー「食習慣とその健康及び生態系への影響」 (http://ffj.ehess.fr/chaire_air_liquide.html)

以上の5 つのフェローシップ公募におけ る締め切りは3月31日 (GMT)まで とし,メールでの受付(ffj@ehess.fr宛) を行います。 任務開始時期は原則と して2016年1月1日からとしますが、相談に応じます。

パリ日仏 高等研究センターは、この他の 分野や他の研究テーマによる競 争的 研究資金に応募する優秀な ジュニア研究者からの応募書類 を受け付けています (http://ffj.ehess.fr/autres.html)。

1. パリ市外国人研究者受け入れプログラム「Research in Paris」(〆切:2015 年3月23日)
2. キャノンヨーロッパ財団 欧州長期特別奨学金(〆切:2015 年9月15日)
3. AXA学術研究支援プログラム(次回の公募開始は2015年10月)

パリ日仏 高等研究センターに関する詳細 及び公募内容は、ホームページ (http://ffj.ehess.fr/ceafjp.html)を ご覧ください。本件に関するご 質問 に関しては、䑓丸謙 (ffj【あっと】ehess.fr) まで直接メールにてお問い合わ せくだ さい。


本公募情 報を皆さまのまわりの優秀な研 究者の方々と共有いただければ 幸いです。

今後とも何卒よろしくお願いいたしま す。

敬具

フランス 国立社会科学高等研究院日仏財 団
セバス チャン・ルシュバリエ
190 avenue de France
75013 Paris FRANCE
sebastien.lechevalier【あっと】ehess.fr

本件の照 会先
フランス国立社 会科学高等研究院日仏財団
䑓丸謙(ken.daimaru【あっと】ehess.fr )

2015年2月17日火曜日

【ご案内】第4回福島国際専門家会議「福島原発事故から4年:県民健康調査と県民の安全・安心」

拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

さて、来る2015年3月15日(日)に、福島ビューホテルにて、第4回福島国際専門
家会議「福島原発事故から4年:県民健康調査と県民の安全・安心」(主催:福
島県立医科大学、共催:福島県、ICRP、日本財団、長崎大学、広島大学、後援:
国連防災世界会議事務局)を開催することになりましたのでご案内申し上げます。

本会議の目的は、事故後4年経過した今、これまでの県民健康調査の結果等を世
界に情報発信するとともに、今後の展開をさぐること、更に国連防災世界会議に
関連して、原子力災害について福島の経験を共有するとともに、近隣アジア及び
チェルノブイリ被災国の原子力防災の取組を学ぶことです。

つきましては、貴学会及び団体の会員の皆様の本会議へのご参加をお願い申し上
げます。詳細は別添のちらしをご覧ください。

本会議にご参加頂ける場合には、3月10日(火)17:00までに下記へ参加のご登
録をお願いいたします。

【参加登録】

住所、氏名、所属、Email Addressを記入の上、kenkani【あっと】fmu.ac.jpまで、お申し
込みください。


※参加費は無料です。
※会議場までの交通費及び会議中の宿泊費、食費につきましては自己負担となり
ます。

どうぞよろしくお願い致します。



公立大学法人福島県立医科大学
放射線医学県民健康管理センター
国際連携室
電話:024-573-1501

2015年2月16日月曜日

松原克志・写真展「母と猫の記憶〜認知症に向き合う心の軌跡〜」のご案内

 
 母がアルツハイマー型認知症と診断され10年が経ちます。高齢化社会において認知症対策はますます大きな課題となることが予想されます。2012年には科学技術振興機構(通称JST)から本学(常磐大学)への委託研究プロジェクト「不確実な科学的状況での法的意思決定」の後援により「認知症の母の介護体験からの提言」と題した講演を行いました。認知症の原因や治療法、認知症患者と家族を支える制度自体も確立しておらず、科学技術社会論、社会工学の研究者の一人としてこの課題に取り組んでいます。例えば介護ロボット(母の場合は癒し系)の開発普及、認知症対応型都市計画などの社会技術の実装研究の一環として、この写真展も位置づけています。また、実学の一つのあり方ではないかとも考えています。
 
詳しくはこちらより 
http://mother-cats.com/

2015年2月10日火曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.482 ** 2015/2/10

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◇第15回アジア学術会議カンボジア会合 国際シンポジウム
 論文募集(Call for Papers)について(提出期限等の再延長)
◇エリック・アンド・シーラ・サムソン総理大臣賞2015について(ご案内)
◇日本マイクロカウンセリング学会
  平成26年度第7回学術研究集会について(ご案内)
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  第15回アジア学術会議カンボジア会合 国際シンポジウム
 論文募集(Call for Papers)について(提出期限等の再延長)
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日本学術会議会員、連携会員及び協力学術研究団体各位

      第15回アジア学術会議カンボジア会合 国際シンポジウム
      「SCIENCE AND TECHNOLOGY FOR CULTURE」
      論文募集(Call for Papers)について(提出期限等の再延長)

                        アジア学術会議事務局長
                               吉野 博

※論文要旨(Abstract)提出期限等を、再度延長しました。以下のスケジュールをご参照ください。

■趣 旨
  2015年5月に開催を予定している第15回アジア学術会議において、
 「SCIENCE AND TECHNOLOGY FOR CULTURE」をテーマとして、国際シンポジウ
 ムを開催いたします。
  このテーマのもと、シンポジウム主催者であるカンボジア工科大学(IT
 C)では、文化遺産保存への科学技術の貢献、生物多様性と天然資源保護、
 防災・治水、再生可能エネルギーとグリーン・エコノミー等について広く論
 文を募集致します。
  公募した論文につきましては、審査の上、第15回アジア学術会議国際シ
 ンポジウムの機会に発表・議論の場を提供いたします。

※第15回アジア学術会議の開催案内については、以下のURLをご覧ください
→ http://www.itc.edu.kh/meeting/

■スケジュール
 2015年2月21日: 論文要旨(Abstract)提出期限
 2015年2月28日: 審査結果通知(Notification of acceptance of abstract)
 2015年4月 1日: 論文(Full Paper)提出期限

 ※論文募集(Call for Papers)の詳細については、以下のURLをご覧ください
 → http://www.itc.edu.kh/meeting/index.php/call-for-papers-for-international-symposium
 
  ※ご応募いただいた結果として本シンポジウムに参加することになった場合、
  旅費等は個人負担となります


 ■第15回アジア学術会議カンボジア会合国際シンポジウム
  日 程:2015年5月15日~16日
  会 場:Angkor Paradise hotel(シェムリアップ、カンボジア)
  主 催:カンボジア工科大学(Institute of Technology of Cambodia)         
  共 催:カンボジア教育省(Ministry of Education Youth and Sport) 
     カンボジア文化省(Ministry of Culture and Fine Arts)
          アジア学術会議(Science Council of Asia)
 後 援:日本学術会議(Science Council of Japan)
     日本建築学会(Architectural Institute of Japan)

■論文募集(Call for Papers)に関する情報・お問い合わせ先
  Institute of Technology of Cambodia(ITC)
  E-mail : sca2015【あっと】itc.edu.kh / info【あっと】itc.edu.kh
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エリック・アンド・シーラ・サムソン総理大臣賞2015について(ご案内)
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エリック・アンド・シーラ・サムソン総理大臣賞2015について、推薦依頼がありま
したのでお知らせいたします。会員・連携会員の皆様がご推薦できる賞ですので、
同賞にふさわしいと考えられる研究者がいらっしゃいましたら、ご推薦をお願いし
ます。
推薦要領につきましては、以下のホームページでご確認ください。

○エリック・アンド・シーラ・サムソン総理大臣賞:輸送用代替燃料の分野におい
て、科学及び技術面での革新的研究開発に積極的に従事している者を対象とする賞
で、授与組織はイスラエル科学技術宇宙省。 
〆切は2015年3月2日 (公式ウェブサイト、もしくは pazb【あっと】most.gov.il より応募)。

http://most.gov.il/English/pm%20prize/Pages/default.aspx
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  日本マイクロカウンセリング学会
    平成26年度第7回学術研究集会について(ご案内)
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日本マイクロカウンセリング学会
平成26年度第7回学術研究集会について(ご案内)

日本マイクロカウンセリング学会は平成20年より日本学術会議協力学術研究団体として活動しています。
研究会発足から数えて本年で30年目を迎えます。
マイクロカウンセリングは米国のアイビイA博士らにより創始され、福原眞知子により日本に導入されました。
これは理論と実践を統合したカウンセリングの基礎モデルとみなされております。
この間当学会は基本的姿勢を守りながら、日本文化に根付くマイクロカウンセリングを模索してまいりました。
お陰様でこれは啓蒙され、国内外にも知れるようになっております。

本年度は「他を知り己を知る」をキーワードに、全体テーマは「多様化する問題、その解決へのstrategyを
求めて一多重文化の視点から」としました。基調にはスペインの応用心理学者(領域は組織心理学)
Prieto, J. 博士を招聘し、異文化から見た日本のカウンセリングの世界を眺めていただきます。
博士は二十余年来、日本における禅、曹洞宗に関心をもたれている方です。

万障お繰り合わせの上ご臨席賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお前日に研修会も開催いたしますのでこちらもご興味のある方はご参加ください。

記
開催日:平成27年3月8日(日)13:00~19:00 (基調講演、シンポジウム、懇親会)
場所:アルカデイア市ヶ谷私学会館 琴平の間
   〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目2番25号 電話:03-3261-9921(代表 )
テーマ:多様化する問題、その解決へのstrategyを求めて一多重文化の視点から
【プログラム】
午前10:00 ~ 12:00 研究発表
午後 13:00~ 15:00  基調講演
  Cross-Fertilization East-West on Microcounseling and Self-Realization 
Meditation Practices
講 師    Jose Maria Prieto(スペインの心理学者、日本の禅の研究者)
 Senior professor of Work and Organizational Psychology at the Complutense
University of Madrid
               (逐次通訳付き) 
     15:10~  17:40 シンポジウム
 テーマ:多様化する問題、その解決へのstrategy をもとめて
     -マイクロカウンセリングの視点から-
司  会:藤田主一 (日本体育大学)
話題提供:子育て支援  -子ども理解と子育ち、子育て-森山賢一(玉川大学)
就活支援    -若者支援の環境-      廣瀬誠人(東京富士大学)   
被害者支援   -女性差別にまつわる諸問題- 冨安玲子(愛知淑徳大学)   
指定討論者: 玉瀬耕治(帝塚山大学)
       福原眞知子(常磐大学)

18:00     19:00  懇親会

申込についてはホームページより申込用紙をダウンロードできますので、メールの添付またはFAX にて事務局まで。
  ホームページ: http://www.microcounseling.com/


【問合せ先】
日本マイクロカウンセリング学会事務局
     〒102-0083 
      東京都千代田区麹町3-5-2  ビュレックス麹町302
       Tel. 03-5215-7950      Fax. 03-5215-7953     
    Eメール   mc-japan【あっと】nifty.com 

2015年2月5日木曜日

シンポジウム『◆持続可能な開発目標と防災◆』のご案内

【日時】2015年2月12日(木)13:00~16:35
【会場】ANAクラウンプラザホテル神戸 9Fローズマリー(〒650-0002 兵庫県神戸市 中央区北野町1)
【言語】日本語と英語の同時通訳があります
【参加登録】http://connections.unu.edu/civicrm/event/register?id=219&reset=1
イベントHP:http://ias.unu.edu/jp/events/upcoming/sustainable-development-goals-and-disaster-risk-reduction.html#overview

2015年をもってミレニアム開発目標(MDGs)が期限を迎えるにあたり、ポスト2015年開発アジェンダや持続可能な開発目標(SDGs)をめぐる国際的な議論が高まっています。
その中でも、都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする目標がSDGsの一つとして提案されるなど、持続可能な開発の観点からの防災(Disaster Risk Reduction)の必要性が一層増しています。

そこで本シンポジウムでは、3月の第3回国連防災世界会議を見据え、以下の点について、パネル・ディスカッションと会場全体によるインタラクティブ・セッションを行い、総合的な議論を深めることを目指します。

1. SDGsと防災:ポスト兵庫行動計画枠組とポスト2015年開発目標の連関に関するグローバルな議論の行方
2. 日本版SDGsの策定と実施:強靭な都市作りに向けたローカル/コミュニティ・レベルでの取り組みから、日本の持続可能な開発目標のあり方を考える

【プログラム】
13:00?13:05 開会挨拶
蟹江憲史 (国連大学サステイナビリティ高等研究所 シニアリサーチフェロー、東京工業大学大学院社会理工学研究科 准教授、POST2015プロジェクト プロジェクトリーダー)

13:05?14:35 セッション1: SDGsと防災に関するグローバルな議論の行方
講演:
井口正彦 (国連大学サステイナビリティ高等研究所リサーチアソシエイト)

ロバート・リンドナー (国連大学サステイナビリティ高等研究所リサーチアソシエイト)

アナ・クリスティーナ・ソーランド (国際復興支援プラットフォーム ナレッジマネジメントオフィサー)

パネル討論&質疑応答
モデレーター:井口正彦

14:35?14:50 休憩

14:50?16:35 セッション2: 強靭な都市作りに向けた地域の取り組み ~ 日本版SDGsへ向けて
講演:
高見隆 (兵庫県企画県民部防災企画局防災企画課長)

斉藤容子 (人と未来防災センター 研究員)

永田広和 (NPO法人プラス・アーツ 理事)

島村守彦 (いわきおてんとSUN企業組合 理事)

パネル討論&質疑応答
モデレーター:草郷孝好 (関西大学社会学部 教授)

16:35 閉会

本シンポジウムへの入場は無料ですが、事前登録が必要です。参加のご登録は、UNU-IASのウェブサイトよりお願いします。
http://connections.unu.edu/civicrm/event/register?id=219&reset=1 

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本イベントは、環境研究総合推進費(S-11)「持続可能な開発目標とガバナンスに関する総合的研究(POST2015)」主催のもと、UNU-IAS「持続可能な開発のためのガバナンス」プロジェクトの活動の一環として実施します。