2019年6月21日金曜日

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.680 **2019/6/21

1. 第19回アジア学術会議開催案内について
2. RAS Awards & Medals 2020について(ご案内)
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  第19回アジア学術会議開催案内について
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日本学術会議会員、連携会員及び協力学術研究団体各位
   第19回アジア学術会議 開催案内について(FIRST Announcementの公表)
      
                       アジア学術会議事務局長
                              吉野 博
各位
下記の要領で、第19回アジア学術会議をミャンマーで開催します。
お誘い合わせの上ご参加ください。
■テーマ:アジアにおける持続可能な開発のための研究とイノベーション
(“Research and Innovation for Sustainable Development in Asia”)
■日 程:2019年12月3日~12月5日
■会 場:グランドアマラホテル(ミャンマー・ネピドー)
  www.grandamarahotel.com
■主 催:The Myanmar Academy of Arts and Science
■スケジュール
2019年7月18日: 論文要旨(Abstract)提出期限
2019年8月30日: 審査結果通知(Notification of Acceptance of Paper)
2019年10月5日: 論文全文(Full Paper)提出期限
2019年11月12日: プレゼン資料(presentation material)提出期限
■使用言語 英語
■(論文募集テーマ)
1. Revitalize Asian Partnership for achieving Sustainable Development
・  Ensure access to affordable, reliable, sustainable and modern energy for all
・ Build resilient infrastructure, promote sustainable industrialization and foster innovation
・ Development of Healthy Cities
・ Take urgent action to mitigate and adapt to climate change and its impact
・ Disaster Risk Reduction
2. Promote Skills Development for Economic Growth
・ Decent work, economic growth and employment
・ Quality education, ensure inclusive and quality education for all and promote
   lifelong learning
・ Ensure that all girls and boys take completely free, equitable and quality primary
   and secondary education
・ Ensure that all learners acquire the knowledge and skills needed to promote
   sustainable development
3. Diversify Utilization of Natural Resources for Sustainable Development
・ Ensure access to water and sanitation for all
・ Ensure sustainable consumption and production patterns of energy sources
・ Conserve and sustainable use of the oceans, seas and marine resources and
   protect rivers
・ Manage forests and halt biodiversity loss
4. Alleviate Poverty through Socio-economic Development
・ End poverty in all its forms everywhere
・ End hunger, achieve food security and promote sustainable agriculture
・ Medical care for good health and well-being
受領したアブストラクトにつきましては、主催アカデミーである
The Myanmar Academy of Arts and Scienceが慎重に審査し、
発表するに相応しいと判断されたアブストラクトについては
採用通知を8月30日までにお送りします。
第19回アジア学術会議における論文募集の詳細については以下をご覧ください。
・第19回アジア学術会議専用サイト(主催アカデミーHP)
 http://www.maas.edu.mm/sca19/

・問い合わせ先
(日本学術会議事務局 アジア学術会議事務局)
Email: sca_secretariat*cao.go.jp
(*を@に変更して送信して下さい)
Tel: 03-3403-1949
(主催アカデミー The Myanmar Academy of Arts and Science)
Email: sca19@maas.edu.mm
Tel: +95(1)539635
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 RAS Awards & Medals 2020について(ご案内)
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同賞について、推薦依頼がありましたのでお知らせします。
Royal Astronomical Society(イギリス)は、天文学及び地球物理学の分野に
おける複数の賞を実施しています。どなたでも個人でご推薦いただける賞です
ので、以下ウェブサイトにて賞の内容等をご確認いただき、同賞にふさわしい
と考えられる方がいらっしゃいましたら、直接Royal Astronomical Societyに
ご推薦をお願いします。
募集締切:〇Patrick Moore Medal及びAnnie Maunder Medal=9月27日
     〇その他の賞=7月31日
賞の概要及び推薦要領につきましては、以下ウェブサイトでご確認ください。
 https://ras.ac.uk/awards-and-grants/awards

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.679 **2019/6/14

1.【開催案内】日本学術会議 in 富山
  「富山から発信する学術研究とSDGs対応」
2.【JSTからのお知らせ】
  「サイエンスアゴラ2019 」出展企画の募集開始について
3.【JSTからのお知らせ】
  「SDGs の達成に向けた共創的研究開発プログラム」提案の募集のお知らせ
4.【JSTからのお知らせ】
  「STI for SDGs」アワード創設と募集開始について
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【開催案内】日本学術会議 in 富山「富山から発信する学術研究とSDGs対応」
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■主催:日本学術会議/共催:富山大学/後援:富山県、富山市
■日時:2019年6月28日(金)13:00~17:15
■場所:富山大学五福キャンパス 黒田講堂ホール
   (富山市五福3190番地)
■次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/277-s-0628.pdf
 (日本学術会議HPへリンク)
近年、気候変動に伴う災害が世界各地で発生し、温室効果ガス排出量も増加して
います。温暖化や気候変動対策として、エネルギー消費構造の変化、CO2削減、
都市の低炭素化などへの対応が求められています。
富山には、水深1,000mの富山湾から標高3,000mの立山連峰があり、その中に海洋、
沿岸、都市、里山、森林、高山などを有し、地球環境の縮図モデルと捉えること
が可能です。富山湾でも、気候変動に伴う生物群や水循環の変化が生じており、
その現状を学術的に把握し課題解決方法を考察することが、富山から日本及び
世界に向けた問題意識と課題解決を発信することにつながります。
さらに気候変動の課題解決法として、クリーンエネルギーの開発や、富山市が
進めるコンパクトシティ政策は、モデルとなる可能性があります。
これらの観点からの講演と幅広い参加者によるパネルディスカションを通じ、
SDGs対応の情報共有と課題解決を考える機会を提供します。

■事前申込:当日受付も可能ですが、事前にお知らせ頂けますと幸いです。
※メール又はFAXにて件名を「学術講演会参加」として、
下記富山大学研究振興部研究振興課宛に「代表者氏名」「所属」「参加人数」を
お知らせ下さい。
【問合せ先】
・日本学術会議中部地区会議事務局(名古屋大学研究協力部研究支援課内)
  TEL:052-789-2039 F AX:052-789-2041
・富山大学研究振興部研究振興課
  TEL:076-445-6387 FAX:076-445-6033
  E-mail:kenshin※adm.u-toyama.ac.jp
 (下記メールアドレスの※印を@に変えてお送り下さい)
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【JSTからのお知らせ】
 「サイエンスアゴラ2019 」出展企画の募集開始について
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JSTは、「科学」と「社会」の関係をより深めていくことを目的として、
あらゆる立場の人たち(市民、研究者・専門家、メディア、産業界、行政関係者など)
が参加し対話するオープンフォーラム「サイエンスアゴラ」を今年度も開催します。
今年のテーマは、「Human in the New Age-どんな未来を生きていく?-」と設定し、
そもそも人間とは何なのか、自分は何を選びたいのか、目の前のものを
どう使いたいのかを、さまざまな視点から考える機会を提供します。
応募方法等についてはサイエンスアゴラHPをご確認ください。
●開催日時:2019年11月15日(金)~17日(日)
●会場:東京・お台場地域 日本科学未来館、テレコムセンタービル、
シンボルプロムナード公園
●応募期限:2019年6月30日(日)23:59まで
●詳細URL:https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/
●問合せ先:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 
「科学と社会」推進部 サイエンスアゴラ事務局
 TEL:03-5214-7493 E-mail:agora@jst.go.jp
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【JSTからのお知らせ】
「SDGs の達成に向けた共創的研究開発プログラム」提案の募集のお知らせ
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JST(社会技術研究開発センター(RISTEX)および「科学と社会」推進部)では
2019年度より、戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)の
新たなプログラムとして「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」
(Solution-Driven Co-creative R&D Program for SDGs(略称:SOLVE for SDGs))
を開始し、新規提案の募集を行います。
プログラムでは、SDGsの達成に向けて目指すべき姿(ビジョン)を描き、
国内の地域における社会課題を特定し、その解決策を実証する研究提案を募集します。
研究開発プロジェクトが終了した後には実証実験を行った地域以外にも広く展開可能と
なるような、意欲的な解決策の提案をお待ちしております。
●応募期限:2019年7月29日(月)正午まで
●詳細URL:https://www.jst.go.jp/ristex/proposal/current/proposal_2019.html
●問合せ先:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 
 社会技術研究開発センター 企画運営室、「科学と社会」推進部
 Tel:03-5214-0133 Fax:03-5214-0140
 E-mail:boshusolve@jst.go.jp
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【JSTからのお知らせ】
「STI for SDGs」アワード創設と募集開始について
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JST(「科学と社会」推進部)では、2019年度より未来共創推進事業の一環として、
科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation : STI)を用いて
社会課題を解決する地域の優れた取組の表彰制度「STI for SDGs」アワードを
創設しました。
国内の団体が地域で行っている優れた取組を表彰することで、
それらの取組のさらなる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、
SDGsの達成に貢献することを目的としています。
取組に用いるSTIについては、分野、用途、新規性、技術水準等の要件は設けず、
他地域へも展開ができるような取組を広く募集します。
●応募期限:2019年8月30日(金)17:00まで
●詳細URL:https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/
●問合せ先:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
 「科学と社会」推進部 「STI for SDGs」アワード事務局
  E-mail:sdgs-award@jst.go.jp

2019年6月4日火曜日

日本保健物理学会シンポジウムⅠ 合意形成における放射線防護の役割/放射線防護は合意形成をどう支援できるか?


○日時:2019年6月20日(木)12:00-15:00
○場所:東京大学 工学部2号館213講義室
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html
○趣旨:
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、住民を始めとするステークホルダーの合意形成が必要とされる放射線防護に関わる様々な課題が社会で大きく取り上げられてきた。
今後長期に渡る復興過程では、合意形成が必要とされる課題がさらに生じると予想される。
日本保健物理学会は放射線防護の専門家集団であり、放射線防護は科学と社会をつなぐことを期待されている。
本シンポジウムでは様々な視点から現状と課題を整理するとともに、合意形成における放射線防護の役割は何か、放射線防護は合意形成をどう支援できるか?の観点からパネルディスカッションを行う。
○プログラム: 
座長:吉田 浩子(東北大)
1. はじめに 本学会のこれまでの活動、どう社会と関わってきたか。
12:00-12:15 吉田 浩子(東北大)
2. リスク問題における合意形成とは何か
12:15-12:35 竹田宜人(横浜国立大学/製品評価技術基盤機構)
3. 飯舘村を事例とした、環境回復にみる現状と課題
12:35-12:55 万福裕造(農研機構・飯舘村復興対策課)
4. 除去土壌の現状と限定再生利用・県外最終処分に向けた課題
12:55-13:05 保高徹生(産総研)
5. 被災地で生産される農産物の課題 モニタリングはいつまで続けるのか?
13:05-13:25 信濃 卓郎(北大)
6. 帰還に向けた課題 放射線とリスクの対話を通じた意思決定支援 暮らしの手引き
13:25-13:45 黒田佑次郎(福島医大・産総研) 
13:45-14:00 (休憩・アンケート回収)
7. パネルディスカッション
14:00-15:00
主 催 一般社団法人 日本保健物理学会
共 催 一般社団法人 日本放射線安全管理学会、一般社団法人 日本リスク研究学会
協 賛 一般社団法人 日本放射線影響学会、科学技術社会論学会
参加費 正会員 2,000 円
学生会員 1,000円
非会員  4,000 円
事前申込:参加ご希望の方は、資料準備の都合により2019年6月17日までに、日本保健物理学会事務局(exec.off@jhps.or.jp)へメールにてお申し込みください。
メールには、氏名、所属、会員種別(正会員、学生会員、非会員)を明記してください。
なお、当日の参加も受け付けますが、配布資料がない場合がありますので予めご了承ください。

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.678 ** 2019/5/31

1.【お知らせ】ワークライフバランス推進への御協力のお願い
2.【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
  「グローバル政策ネットワークと国際機関
   ―東アジア通貨金融秩序を中心に―」
3.【開催案内】公開シンポジウム
 「Gender Equality 2.0からSDGsを展望するー架け橋ー
  ~GS10フォローアップ2019~」
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 【お知らせ】ワークライフバランス推進への御協力のお願い
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会員及び連携会員 各位
                 日本学術会議会長
                   山極 壽一
ワークライフバランス推進への御協力のお願い
 標記について、平成27年度から政府全体としてゆう活の取組が行われてお
り、本年においても、7月及び8月の実施期間中は職員の勤務時間帯を1時間
程度早め、かつ原則定時退庁を行うとともに、原則16:00以降やお盆期間
に会議時間を設定しないとの取組を徹底することとなっております。
 つきましては、7月及び8月において、日本学術会議の会議室を会場とされ
る場合、会議時間は、既に設定されている会議を除き、上記原則に従って設定
していただきますよう、御協力をお願い申し上げます。
 なお、進化医学の観点から、現代の就業環境は人体の健康とミスマッチを生
じています。くれぐれも人間の身体に合った日々の活動に心がけていただきま
すよう、自己管理をよろしくお願いいたします。

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 【開催案内】日本学術会議主催学術フォーラム
  「グローバル政策ネットワークと国際機関
   ―東アジア通貨金融秩序を中心に―」
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・日時:2019年6月28日(金)13時30分~17時00分
・場所:京都大学国際科学イノベーション棟シンポジウム・ホール
・主催:日本学術会議
・開催趣旨:
  現今、グローバル化が進展する中で、経済変動、気候変動、伝染病、人口
 移動などのグローバル問題の深刻化が懸念されている。その一方、国家間対
 立やポピュリズムによって国際政治が機能不全に陥っている状況で、問題解
 決に向け、国際機関と国家行政機関を連携したグローバル行政ネットワーク
 に対する期待が高まっている。学問においても、グローバル行政ネットワー
 クを考察する思考の枠組として、脱政府間主義やグローバル行政法などが提
 示され、その実態、課題、国際政策協調の可能性などについての研究が進展
 している。本フォーラムは、このような前提に立って、関係分野の研究者2
 名程度、国際機関の代表者、日本政府の代表者を糾合し、学問とグローバル
 行政との連携とその問題について多角的に議論すること目的とし、一般およ
 び大学生、大学院生、教職員などに公開するものである。京都大学で開催予
 定の本フォーラムでは、東アジアにおける通貨金融問題に焦点を当てる。

・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/279-s-0628.pdf
・お申込み:https://ws.formzu.net/fgen/S35778575/       
・問合せ先:
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
 〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
 電話:03-3403-6295
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 【開催案内】公開シンポジウム
 「Gender Equality 2.0からSDGsを展望するー架け橋ー
  ~GS10フォローアップ2019~」
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・日時:2019年7月4日(木)13時00分~17時30分
・場所:国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部 地下1階大会議室
・主催:国立研究開発法人科学技術振興機構、
    日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会
・開催趣旨:
  ジェンダーサミット10(GS10)で行われた議論や各テーマがその後どの
 ように取り組まれ、新たな展開が図られたか、より広い関係者で共有し、
 更なる議論を行う。特に、GS10で出した東京宣言において提案したGender
 Equality2.0が世界中でどのように共有されたか、今後どのように展開され
 るべきか、SDGsの観点から展望する。また、わが国の学術におけるジェンダ
 ー平等に関する継続的な取り組みを実施する流れ(PDCA)を作る。

・次第:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/278-s-0704.pdf
・お申込み:
  https://www.jst.go.jp/diversity/activity/seminar/gs10fu2019.html         
・アクセス:地下鉄有楽町線 麹町駅より徒歩5分、
  JR総武線・地下鉄有楽町線・南北線・都営新宿線 市ヶ谷駅より徒歩10分、
  地下鉄半蔵門線 半蔵門駅より徒歩10分
・問合せ先: 科学技術振興機構 藤井・松本(03-5214-8443)