2012年3月26日月曜日

財団法人倶進会 2012年 度 第97回 公開セミナー

柿内賢信記念賞でお世話になっております財団法人倶進会様よりセミナーのご案内をいただきました。
 
財団法人倶進会 2012年 度 第97回 公開セミナー

《日 時》   2012年4月14日(土)  13:00~15:00 

《場 所》   財団法人倶 進会事務所 (新宿区左門町9番地 玉盛ビル302号)

        電話03-3341-4190

《題 目》    「宇宙と 素粒子の謎を探る」

《発題者》    政 池   明 氏  

《概要》 20世紀後半にほぼ完成に近づいた思われていた素粒子物理学は21世紀になって新しい問題に直面し、その探求が大きな課題となっている。一方、宇宙物理学は新しい観測手段の発達によって素粒子的観点からのアプローチが可能になり、宇宙と素粒子の研究を一体としてとられる分野が急速に発展しつつある。このセミナーではこれらの現代的課題を出来るだけ分かりやすく解説する。

《参加費》  無料 : 同好の方をお誘い下されば幸いです。

2012年3月22日木曜日

第2回 法哲学若手漫談「科学論の「第三の波」と法哲学」のお知らせ

第2回 法哲学若手漫談「科学論の「第三の波」と法哲学」
http://kokucheese.com/event/index/31813/

日時 :2012年 3月30日(金)19:00~21:00
場所 :ラボカフェ
    東京都文京区本郷4-1-3 明和本郷ビル7階
話題提供:
杉本雅明(東京大学大学院理学系研究科)
吉良貴之(常磐大学嘱託研究員・法哲学)
小林史明(明治大学法学部助手・法哲学) 

「科学論(science studies)」の「第三の波」と呼ばれる潮流は,科学知にお
ける「専門家」の役割の問い直しを図るものです.かつてのように専門家の権
威に頼ることはもはやできません.かといって「第二の波」論者のように,専
門家と非専門家の垣根を極端に相対化してしまう議論も非現実的なものとなっ
ています.両者の適切な関係を再定位し,「社会の中の科学」の望ましきあり
方を考えていくことが必要といえます.

今回のイベントでは,そういった思想潮流を踏まえ,具体的な場面における
「専門知」と「現場知」のアクチュアルな関係を考えていきます.その上で,
原理的な考察から制度設計までを視野に入れる法哲学の発想によって,議論を
より多層的かつ実践的なものとすることを目指します.特に,そこにおける
「司法」の役割は重要となることでしょう.

「法と科学」の問題が喫緊のものとなっている中,文系・理系を問わず多くの
みなさまにご参加いただければ幸いです.本イベントはいわゆる「サイエンス
カフェ」方式で開催し,活発な議論の実現を目指したく思っています. 

みなさまのご参加を,こころよりお待ち申し上げております.

参加費:無料(飲食代は自己負担でお願いします)
定員 :30名
    ※事前申込制
    ※申込み多数の場合は,ご希望に添えない場合があります
申込方法:
    下記URLにてお申し込みください.
    http://kokucheese.com/event/index/31813/
    ※先着順に申込みを受け付けます
    ※応募してくださったみなさまにご連絡させていただきます
問合せ先:
    E-mail: jurisprudence.bar[at]gmail.com
主催 :JST-RISTEX「不確実な科学的状況での法的意思決定」プロジェクト
    科学技術社会論グループ有志

※本イベントはJST-RISTEX委託研究「不確実な科学的状況での法的意思決定」
プロジェクト(代表:中村多美子)の一環として行われるものです.

2012年3月8日木曜日

東京工業大学留学生センター 教授公募

東京工業大学留学生センターは以下の要領で教授を2名公募いたします。
公募情報は以下のページよりご覧ください。
http://www.hyoka.koho.titech.ac.jp/eprd/recently/koubo/koubo.php#tit-1

2012年3月1日木曜日

原子力と社会の関わりに係る人文・社会科学的研究

(以下の案内が文科省よりありました)
 
このたび、競争的資金の1つ「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」において、
昨年の福島原子力発電所事故を踏まえ、24年度は、新規のプログラムを創設し、以下の3つのテーマを中心に基礎的・基盤的課題を募集することとなりました。
(22日公募を開始しました)

 1)原子力プラントの安全性向上に係る基礎基盤研究
 2)放射線影響・低減に係る基礎基盤研究
 3)原子力と社会の関わりに係る人文・社会科学的研究

(公募に関する詳細はhttp://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1316624.htm をご覧ください)

特に3つ目のテーマにつきましては、今回の事故を受けて国民の不安の高まりとともに、原子力の潜在的リスクの評価やそのマネジメントの在り方、万が一事故が発生した場合の対応等、新たに顕在化した社会的課題への解決に資する人文・社会科学的な研究について、多くの方々から、ご提案をいただきたいと考えております。


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http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1316624.htm
○概要:
東京電力福島第一原子力発電所事故からの早期復旧・復興に向けて、今回の事故を踏まえた原子力安全の一層の高度化を支える技術基盤の確保・充実とともに、放射性物質による環境影響、リスクマネジメント、原子力と社会との関係の在り方など、新たに顕在化した科学的あるいは社会的な課題の解決に資する、機関や分野を超えた連携による基礎的・基盤的な研究課題を募集します。
○対象機関:大学、大学共同利用機関法人、高等専門学校、独立行政法人、民間企業、NPO法人等。ただし、複数機関の連携又は他分野との連携(同一機関内の連携含む)による応募を原則とする。
○期間:原則3年以内
○経費:年間5百万円~35百万円程度(1課題あたり)
○採択予定課題数:計12件程度(3つの募集テーマを合わせた採択予定件数)
○募集テーマ:
【テーマ3】原子力と社会の関わりに係る人文・社会科学的研究
 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴って放出された放射性物質による健康や環境への影響についての国民の不安の高まりとともに、原子力の潜在的リスクの評価やそのマネジメントの在り方、万が一事故が発生した場合の対応等に関して様々な社会的課題が顕在化する中、これらの課題の解決に資する研究を推進する。

○公募説明会: 東京 3月7日、 大阪 3月8日
○公募期間:平成24年2月22日(水曜日)~平成24年4月13日(金曜日)15時