科学技術社会論学会の皆様、 国連大学サステイナビリティ高等研究所でございます。 2015年11月13日(金)、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、公開セミナー「福島原発事故後におけるリスク理解とコミュニケーションのあり方」を開催いたします。専門家がパネリストとなり、原発事故に関連するリスクを理解したり話し合ううえでの具体的な課題、そして、適切かつ効果的なリスクコミュニケーションの形について議論します。 本セミナーでは、同テーマのUNU-IASの研究ワークショップで得られた主な所見・成果を共有します。放射線の問題が社会の中でどのように理解されてきたか、また、従来的なトップダウン型のコミュニケーションに代わる参加型のリスクコミュニケーションの可能性について考察します。本セミナーでは、信頼回復が依然として大きな課題となっている福島原発事故の経験と分析、ならびにチェルノブイリなどの類似事例をもとに議論を行います。国際的かつ学際的なパネリストを招いて行われる本イベントは、原発事故におけるリスクコミュニケーションの課題と戦略について、多様な視点を提供します。 パネリストによる簡単なプレゼンテーションの後、オーディエンスとの対話形式のディスカッションが行われます。 セミナー終了後には軽食をご用意いたします。 【主なスピーカー】 武内和彦(国連大学上級副学長) リカ・モリオカ(ミャンマーパートナーズ政策研究所) ガストン・メスケンス(ベルギー原子力研究センター/ゲント大学) ターニャ・ペルコ(ベルギー原子力研究センター/アントワープ大学) 宮崎真(福島県立医科大学) マーティン・クロットマイヤー(国際赤十字・赤新月社連盟) 本イベントのプログラムを含む詳細は、国連大学サステイナビリティ高等研究所のウェブサイトをご覧ください(http://ias.unu.edu/jp/events/upcoming/understanding-and-communicating-risks-post-fukushima.html#overview)。 【福島原発事故後におけるリスク理解とコミュニケーションのあり方】 会場:国連大学本部、エリザベス・ローズ・ホール (5階) 日時:2015年11月13日(金) 主催:国連大学 (UNU) 言語:日本語・英語(同時通訳付) 参加費:無料 オンライン登録(11月12日まで): https://connections.unu.edu/civicrm/event/register?id=277&reset=1 皆様のお越しをお待ちしております。