+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ◇ 学術フォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本:研究と学術 コミュニケーションへの影響」の開催について(ご案内) ◇ 独立行政法人日本学術振興会からのお知らせ 科学研究費助成事業の審査に係る「系・分野・分科・細目表」等への 意見募集について ◇ Keith W. Hipel 教授 来日記念シンポジウムの開催について(ご案内) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■----------------------------------------------------------------------- 学術フォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本:研究と学術 コミュニケーションへの影響」の開催について(ご案内) -----------------------------------------------------------------------■ 日時:平成26年3月13日(木)13:00~17:30 場所:日本学術会議講堂 参加:無料、要事前登録(https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html) 趣旨: 研究成果として論文を出版し、新しい知見や学識を世に残し、人類の 知識として共有するという学問の有り様は、21世紀に入って急速にその 姿を変えつつある。研究資金の使い方の中に、論文をオープンアクセス 出版(無料で閲覧できるように)することを求め、また、その成果として 論文情報が産学官で自在に活用することができ、社会に還元しようと する国策が例えばHorizon2020に代表されるように欧米で活発に議論 されている。研究が学際化し、人と情報がグローバルなスケールで自在に 動く今、日本にも欧米の政策の影響が現れ始めている。論文出版を、 研究費を使ってオープンアクセス出版することにとどまらず、誰でも論文 著作権を履行できるようにする利活用の仕組み(クリエイテイブコモンズ) も、日本にも定着しているところである。 我が国では、日本学術会議の提言を受け、我が国発の国際的な リーディングジャーナル育成プロジェクトが強力に推進されている。上記の このような学問を取り巻く新たな環境が、研究現場やコミュニケーションの 場面、そしてジャーナル育成プロジェクトに及ぼす影響と対策を多面的に 科学者が議論する場として本シンポジウムを企画する。 (日本学術会議科学者委員会学術誌問題検討分科会 浅島 誠委員長) 講演者:詳細はこちら http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/184-s-0313.pdf ●注目点:オープンアクセスで論文を出す、あるいは購読誌からオープンアクセス 誌に転換するなど、日本でもJSTを始め、オープンアクセスで論文を 発表することにまつわる議論が進んでいます。欧米に端を発したOA潮流 を受け、下記の基調講演を行います。 ・安西祐一郎(日本学術振興会理事長) 「OA影響下にある学術刊行支援」 ・中村道治(科学技術振興機構理事長) 「日本の学術政策の将来観」 ・Dr.Shimmer(Max Planck Digital Library) 「欧州の学術政策とOA化による影響」 選択肢としてのOAなのか、欧米のような義務としてのOAなのか、OAの 仕組み・義務化へ進む場合の制度や評価、効果・検証等、様々な面での 議論が必要だとされています。この一つの機会として、本公開フォーラム にご参加いただきたく、よろしくお願いいたします。 問い合わせ先:日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 TEL:03-3403-6295 FAX:03-3403-1260 ■----------------------------------------------------------------------- 独立行政法人日本学術振興会からのお知らせ 科学研究費助成事業の審査に係る「系・分野・分科・細目表」等への意見募集 について -----------------------------------------------------------------------■ ◆独立行政法人日本学術振興会では、科学研究費助成事業の審査に係る「系・分 野・分科・細目表」(以下「細目表」という。)の別表「時限付き分科細目表」 の改正案の作成にあたり、毎年期間を限ってホームページにより意見を受け付 けておりましたが、今後は、「細目表」及び「時限付き分科細目表」への意見 を常時受け付けることといたしました。 提出方法等の詳細につきましては、下記ホームページをご参照下さい。 また、それに伴い毎年行っておりました「時限付き分科細目表」への意見募集 のお知らせを終了させていただきます。 独立行政法人日本学術振興会ホームページ http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html 【問い合わせ先】 独立行政法人日本学術振興会研究事業部研究助成第一課企画調査係 (Tel:03-3263-4702、4796) ■----------------------------------------------------------------------- Keith W. Hipel 教授 来日記念シンポジウムの開催について(ご案内) -----------------------------------------------------------------------■ Keith W. Hipel 教授 来日記念シンポジウム 2014年3月8日(土) Keith W. Hipel 教授(カナダ・ウォータールー大学)による、来日記念シンポ ジウムを開催いたします。Hipel教授は、社会システム工学における先駆的な 学際的研究者として世界的に著名であり、平成24年度に引き続き、平成25年度 日本学術振興会・外国人著名研究者招へい事業により来日されています。 この機会に、長年に渡る卓越した学術的キャリアを通して蓄積してきた知識と 経験をご講演いただくとともに、日本人研究者による招待講演およびパネル ディスカッションも行います。皆様方のご参加をお待ち申し上げております。 また、この来日記念シンポジウムの後、懇親会を予定しておりますので、 併せてご案内申し上げます。 ……………………………………………………………………………… Keith W. Hipel 教授 来日記念シンポジウム 日時: 平成26年3月8日(土) 13:00-18:00 (受付12:30-) 会場: 京都大学宇治キャンパス きはだホール 参加料: 無料、 使用言語:英語 講演者: Keith W. Hipel 教授・カナダ・ウォータールー大学 講演題目:コンフリクトとリスク・ガバナンス研究のパースペクティブ: Perspectives of Conflict and Risk Governance 講演要旨: 本講演では、社会や国が直面する大規模かつ複雑化した様々な問題に取り組み、 実効性を持ち得るガバナンスを目指すための、”Systems of Systems" の エンジニリングデザイン法による統合的・適応型設計アプローチを提唱する。 "Systems of Systems" の枠組みを用いることによって、参加型アプローチにより さまざまなステークホルダーの価値観を反映しつつ、持続可能性や公平性、 レジリエンスといった目標を多精することが可能となる。 招待講演: 小林潔司教授(京都大学経営管理大学院経営研究センター長) 講演題目: 想定外リスクと計画概念 福嶋雅夫教授(南山大学情報理工学部、京都大学名誉教授) 講演題目:マルチ・リーダー・フォロワー・ゲームの最近の結果 曽 道智教授(東北大学大学院情報科学研究科) 講演題目:自国市場効果について パネルディスカッション: 複雑世界におけるコンフリクトの解決とリスクコミュニケーション -モデル化、特性評価とコミュニケーションへの挑戦- 岡田憲夫教授(関西学院大学・災害復興制度研究所長、京都大学名誉教授) 福山 敬教授(鳥取大学) 猪原健弘教授(東京工業大学) 榊原弘之准教授(山口大学) 松田曜子准教授(関西学院大学) 講演内容の詳細につきましては、以下のwebからご参照下さい。 http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/web_j/contents/event_text/20140308.pdf ……………………………………………………………………………… 懇親会 日時: 平成26年3月8日(土)18:30- 場所: レストランきはだ 会費: 3,000円 〔お申込み方法〕 参加希望の方は、Eメールの本文にお名前、ご所属(肩書き)、メールアドレス、 懇親会参加の有無、をお書きの上、京都大学防災研究所 山下 yamasita【あっと】imdr.dpri.kyoto-u.ac.jp 宛てにお送りください。