2014年2月17日月曜日

総研大「科学知の総合化」プログラム公開シンポジウム ~大学院における「科学と社会」教育の今後~

[日時]平成26年2月23日(日)
午後14時00分 ~ 午後17時00分
[会場]東京コンファレンスセンター品川4階・406室
アクセス: http://www.tokyo-cc.co.jp/access_shinagawa.html<http://www.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fwww.tokyo-cc.co.jp%2Faccess_shinagawa.html&h=NAQFpPWaq&enc=AZP0AOl5VbxzKkT1Fz5W0-aTKRIL3zDKa7tABkPy6J_xXyKSFyCYgY6Zd6ownf8oVsDL_dcWqVBrWAWUuXFwe-0SAPO8ZZVTlH4YXdPUDWa4NviP0ClV801AzkU8d78dZyWjkD-MZreiRJSh5C_zHT4O&s=1>
※当日受付可能です。

<開催趣旨>
総合研究大学院大学(以下、総研大)では、「高い専門性と幅広い視野をもった高度専門人材」育成をミッションとした研究・教育
活動を行ってきました。その「幅広い視野」の涵養のために、総研大・先導科学研究科においては、様々な「科学と社会」教育を展開
しています。その一連の教育活動の発展版として、近年では新たに「科学知の総合化」プログラムを展開し、先導研における蓄積を元にした、より効果的な「科学
と社会」教育プログラムの開発と実践を行っております。
今後の高度専門人材、とりわけ研究者にとって必要とされる素養とは何なのでしょうか。また研究分野を先導することになる人材に
必要な能力とはどのようなものなのでしょうか。専門能力の高さは勿論ですが、併せて、研究全体を俯瞰し将来を設計するビジョン、
研究活動の社会的基盤への理解力、異なる専門性を持った人たちと協働する力、様々な能力が必要となると考えられます。では、その
ような能力の涵養において、大学院教育はどのような形が望ましいのでしょうか。また「科学と社会」教育はどのように貢献することが可能なのでしょうか。
そのような問題意識から、本シンポジウムでは、これまでの総研大における「科学と社会」教育の経験と知見を広く共有するととも
に、今後の目指すべき人材育成のあり方や大学院教育における課題について議論を行えればと考えております。
今後のより良い大学院教育の在り方を議論・模索するための場としてご活用をいただければ幸いです。

【公開シンポジウム・プログラム】
【14:00~14:10】開催挨拶

【14:10~14:25】
「国内外における『科学と社会』教育の状況」についての紹介

【14:25~15:00】
総研大における「科学と社会」教育の取組み
長谷川眞理子 (総合研究大学院大学先導科学研究科長・教授)

【15:00~15:40】「科学知の総合化」教育促進事業からの話題提供
「科学技術倫理と知的財産権」ネット教材制作
児玉晴男(総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻・教授)

「放射線および放射線検出器に関する講演」
田中秀治(総合研究大学院大学高エネルギー加速器科学研究科素粒子原子核専攻・准教授)

【15:40~15:50】休憩

【15:50~17:00】総合討論
コメンテーター:斉藤卓也
文部科学省 大臣官房 政策課 評価室長/(併)科学技術改革タスクフォース戦略室長/(併)科学技術・学術政策局 政策科学推進室次長