2013年10月31日木曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.423 ** 2013/10/31

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◇ サイエンスアゴラ2013におけるシンポジウムの開催について(一部訂正)
◇ 日本学術会議 九州・沖縄地区会議学術講演会「地球市民としてのあなたへ
  ~フクシマの復興に向けたアカデミアの挑戦~」の開催について(ご案内)
◇ 日本学術会議主催学術フォーラム「東日本大震災からの水産業および関連沿岸
   社会・自然環境の復興・再生に向けて」の開催について(ご案内)
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 サイエンスアゴラ2013におけるシンポジウムの開催について(一部訂正)
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 2013/10/25 (金) 付日本学術会議ニュース・メールNo.421でお知らせした、
サイエンスアゴラ2013の記事の本文中

【若手研究者たちと考える、君達の、そして日本の未来】シンポジウム開催日時が
「平成25年11月9日(土) 13:00~14:00」となっておりましたが、正しくは
「平成25年11月10日(日) 13:00~14:00」ですので、訂正いたします。

なお、ホームページにも講演や話題提供等のスケジュールを掲載しておりますので
御覧ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html

◇問い合わせ先◇
 審議第二 佐藤
 電話 03-3403-1056 FAX 03-3403-1640
 メールアドレス(業務用アドレス)s253[at]scj.go.jp

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 日本学術会議 九州・沖縄地区会議学術講演会「地球市民としてのあなたへ
 ~フクシマの復興に向けたアカデミアの挑戦~」の開催について(ご案内)
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◆日 時:平成25年11月29日(金)14:00~17:00(13:30開場)
◆場 所:長崎大学医学部良順会館ボードインホール
         (長崎市坂本1-12-4)※駐車場はありません
◆主 催:日本学術会議九州・沖縄地区会議、長崎大学、
     長崎大学原爆後障害医療研究所
◆後 援:福島県、長崎県、長崎市、長崎県医師会、長崎市医師会、
     (公財)日本学術協力財団

◆次 第:
14:00~14:10 開会挨拶

         小林 良彰(日本学術会議副会長、慶應義塾大学法学部教授)
                片峰 茂 (長崎大学長)

14:10~16:55 講  演
 
        「緊急被ばく医療の国際的取り組みと国際原子力機関の
                 緊急時対応援助ネットワーク」
                 Eduardo Daniel Herrera Reyes
                (IAEA・Incident and Emergency Centre)

               「原発事故後の現況と健康への取り組み」
                 大津留 晶(福島県立医科大学放射線健康管理学講座教授)

        「放射線健康リスク科学のこれから:
                 長崎、チェルノブイリから福島へ」
                 高村  昇(長崎大学原爆後障害医療研究所社会医学部門教授)

        「福島の歴史的予見の視点から:日本と自然災害」
                 Gregory K. Clancey(シンガポール大学准教授)

16:55~17:00 閉会挨拶

         箱田 裕司(日本学術会議九州・沖縄地区会議代表幹事)
         永山 雄二(長崎大学原爆後障害医療研究所長)

■ 参加費無料、どなたでも参加いただけます。参加事前申込をお願いします。
■ 詳細はこちら
  http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/177-s-1129.pdf
■ ご来場にあたっては公共交通機関をご利用願います。
   http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/sakamoto1/index.html
■ 参加申込方法
   11月29日講演会希望と1.名前、2.連絡先(電話又はメール)を明記の上、
  下記問合せ先まで、メール又は電話にてお申し込みください。
■ お問合せ先:長崎大学研究国際部研究企画課
        Tel:095-819-2039 E-mail:gakusai[at]ml.nagasaki-u.ac.jp


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 日本学術会議主催学術フォーラム「東日本大震災からの水産業および関連沿岸
社会・自然環境の復興・再生に向けて」の開催について(ご案内)
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1 主催:日本学術会議
2 開催日時:平成25年11月29日(金)  10:00~17:20
3 開催場所:日本学術会議講堂
4 趣旨 
  東日本大震災からの水産業および関連沿岸社会・自然環境の復興・再生
 に向けてどのような方法があるのか、今まで各学会が取り組んできた事例
 を紹介しながら討議等を行う。
5 次第 (予定)
  10:00-10:05 開会挨拶 渡部終五 (日本学術会議第二部会員、
                                         北里大学海洋生命科学部教授)
  10:05-10:15  水産・海洋科学研究連絡協議会について
                    竹内俊郎(日本学術会議連携会員、
                               東京海洋大学海洋科学系教授)
  10:15-10:35 第21期提言「東日本大震災からの新時代の水産業の復興へ」
                    の見直しについて
          八木信行(日本学術会議特任連携会員、
                               東京大学大学院 学生命科学研究科教授) 

  報告(第1グループ)
  座 長:大竹臣哉(福井県立大学海洋生物資源学部教授、日本水産工学会会長)
  10:35-11:00  黒倉 壽(東京大学大学院農学生命科学研究科教授、
                               日本水産学会会員)
         「震災後の沿岸漁業の現状と日本水産学会の対応」 
  11:00-11:25 後藤友明(岩手県水産技術センター上席専門研究員、
                               水産海洋学会会員)
         「東日本大震災に関する水産海洋学会の取り組みと今後の課題」
  11:25-11:50 尾定 誠(東北大学大学院農学研究科教授、
                              日本水産増殖学会会員)
         「東北沿岸の水産増養殖の復興に向けた取り組みとこれから」
  11:50-12:15 神田穣太(東京海洋大学大学院海洋科学系教授、
                               日本海洋学会会員)
         「福島第一原子力発電所事故に伴う沿岸環境汚染」
  12:15-13:15 昼食等

  報告(第2グループ)
  座 長:田中次郎(東京海洋大学大学院海洋科学系教授、日本藻類学会会長)
  13:15-13:40 加戸隆介(北里大学海洋生命科学部教授、
                日本付着生物学会会員)
         「東日本大震災が潮間帯生物の多様性に与えた影響とその評価」
  13:40-14:05 大越健嗣(東邦大学理学部教授、日本ベントス学会会員)
         「数100年おきに繰り返す大津波と地盤沈下
                        -干潟の生物はどうなったのか?」
  14:05-14:30 小松輝久(東京大学大気海洋研究所教授、日仏海洋学会会員)
         「日仏海洋学会・仏日海洋学会による震災からの
          カキ養殖復興に向けた取り組み」
  14:30-14:55 良永知義(東京大学大学院農学生命科学研究科教授、
                 日本魚病学会会員)
         「貝類養殖の復興のための疾病侵入防止の取り組みと
                    今後へ向けた提言」
  14:55-15:10 休憩

  報告(第3グループ)
  座 長:末永芳美(東京海洋大学大学院海洋科学系教授、漁業経済学会会員)
  15:10-15:35 林 紀代美(金沢大学人間社会研究域人間科学系准教授、
                                地域漁業学会会員)
         「『減災』からみつめる漁業地域-今後の災害に備えるために-」
  15:35-16:00 有路昌彦(近畿大学農学部教授、国際漁業学会会員)
         「水産流通加工業が被災地の漁業復興に果たす役割」
  16:00-16:25 松浦啓一(日本学術会議特任連携会員、日本魚類学会会員)
         「魚類標本のレスキュー活動から得た教訓と自然史標本の
                    管理・活用の改善を目指して」
  16:25-16:30 休憩
  16:30-17:15 総合討論 司会 青木一郎(日本学術会議連携会員、
                                               東京大学名誉教授)
  17:15-17:20 閉会挨拶 帰山雅秀 (日本学術会議連携会員、
                                         北海道大学国際本部特任教授)

■参加費:無料
■申し込み:不要、当日先着順
■問い合わせ先 
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
    〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
    電話: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260

2013年10月30日水曜日

2013年度年次研究大会会場へのアクセスについて

会員各位

2013年度年次研究大会会場へのアクセスについてご連絡いたします。
大会会場がございます東京工業大学大岡山キャンパスは、東急線大岡山駅徒歩1分に位置しております。各線および空港からのアクセスについては下記URLをご参照ください。

http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/index.html

大岡山キャンパスの正門は駅正面改札を出て左前に見えます。そこから大会会場となります大岡山キャンパス本館までは徒歩5分弱です。下記略図をご参照ください。

日本学術会議ニュース・メール ** No.422 ** 2013/10/29

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◇ 日本学術会議主催学術フォーラム「地殻災害の軽減と学術・教育」の開催
  について(ご案内)
◇ 日本学術会議 九州・沖縄地区会議学術講演会「かごしまの『水』を考える
   ‐鹿児島大学水研究最前線‐」の開催について(ご案内)
◇ 日本学術会議 中部地区会議学術講演会
 「大学からの知の発信 ~文理融合の視点から~ 」の開催について(ご案内)
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  日本学術会議主催学術フォーラム「地殻災害の軽減と学術・教育」の
 開催について(ご案内)
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1 主催:日本学術会議
2 開催日時:平成25年11月16日(土)10:00~17:00
3 開催場所:日本学術会議講堂
4 趣旨 
  東日本大震災の後、地震学・火山学を中心とした自然科学分野と
 実学としての人文社会科学の相互連携の必要が明瞭となっている。
  本学術フォーラムは、どのような研究計画と学術体制が必要に
 なっているかについて討議等を行う。
5 次第 (予定、交渉中のものも含む。)
  開会挨拶、趣旨説明
  佐竹 健治(日本学術会議連携会員・地震学、東京大学地震研究所教授)
       「歴史地震・津波の研究と大地震の長期予測」
  中田 節也(日本学術会議連携会員・火山学、東京大学地震研究所教授)
       「低頻度大規模噴火に備えた研究のあり方」
  熊木 洋太(日本学術会議連携会員・地理学、専修大学文学部教授)
       「地殻災害軽減にむけた地理学の役割」
  伊藤 谷生(地質学、帝京平成大学現代ライフ学部教授)
       「地殻災害軽減の基礎を担う地質学」
  平川  新(歴史学・文献、東北大学災害国際科学研究所長)
       「地震・津波に関する歴史研究と災害科学研究のあり方」
  田中 広明(歴史学・考古、埼玉県埋蔵文化財調査事業団主査)
       「弘仁地震の被害と復興、そして教訓」
  林  春男(日本学術会議連携会員・防災行動学、
        京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授)
       「地殻災害軽減のための防災研究の枠組み」
  宮城 豊彦(地理学・防災教育、東北学院大学地域構想学科教授)
       「東日本大震災におけるハザードマップとGISを利活用した
                自然地理・防災教育の実践」
  閉会挨拶

■参加費:無料
■申し込み:不要、当日先着順
■問い合わせ先 
 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
    〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
    電話: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260


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 日本学術会議 九州・沖縄地区会議学術講演会「かごしまの水を考える
 ‐鹿児島大学『水』研究最前線‐」の開催について(ご案内)
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◆日 時:平成25年11月18日(月)14:30~17:00(14:00開場、途中休憩あり)
◆場 所:鹿児島大学稲盛会館【キミ&ケサ メモリアルホール】
         (鹿児島市郡元1丁目21-40)
◆主 催:日本学術会議九州・沖縄地区会議
◆共 催:鹿児島大学、大学地域コンソーシアム鹿児島
◆後 援:鹿児島県教育委員会、鹿児島市教育委員会、
     公益財団法人日本学術協力財団
◆次 第:
14:30~14:40 開会挨拶

         家 泰弘(日本学術会議副会長、東京大学物性研究所教授) 
         前田 芳實(鹿児島大学長)

14:40~16:55 講  演
 
        「いのち育む水資源と水循環 」
                 ~池田湖の水利用と島嶼の地下水資源について~
         籾井 和朗(鹿児島大学農学部教授)
   
            「水と災害」
                 ~火山地域の水の流れと土砂災害について~
         地頭薗 隆(鹿児島大学農学部、地域防災教育研究センター教授)

            「水と生活」
         ~南九州における赤潮およびアオコ等による水環境汚染について~
              前田 広人(鹿児島大学水産学部教授)

16:55~17:00 閉会挨拶

         箱田 裕司(日本学術会議九州・沖縄地区会議代表幹事)


■ 入場無料、どなたでも参加できます。
■ 詳細はこちら
  http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/177-s-1118.pdf
■ ご来場にあたっては公共交通機関をご利用願います。
 (市営バス:法文学部前下車、市電:工学部前電停下車)
  http://www.kagoshima-u.ac.jp/access/index.html
■ お問合せ先:鹿児島大学研究国際部研究協力課
        TEL 099-285-3224 FAX 099-285-7037
             kenkyo[at]kuas.kagoshima-u.ac.jp


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 日本学術会議 中部地区会議学術講演会
 「大学からの知の発信 ~文理融合の視点から~ 」の開催について(ご案内)
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◆日 時:平成25年11月20日(水)13:00~16:00
◆場 所:名古屋大学物質科学国際研究センター2階野依記念講演室
     (名古屋市千種区不老町)【東山キャンパス】
◆主 催:日本学術会議中部地区会議
◆共 催:名古屋大学
◆次 第:
13:00~13:10 開会挨拶

        濱口 道成(名古屋大学総長)
 
13:10~13:20 主催者挨拶

        巽 和行(日本学術会議中部地区会議代表幹事、
              名古屋大学物質科学国際研究センター特任教授)

13:20~13:30 科学者との懇談会活動報告

        丹生 潔(中部地区科学者懇談会幹事長)

13:30~15:55 講  演

       「磁石、磁力、磁場 ― 魔術から現代科学への道程」
        家 泰弘(日本学術会議副会長、東京大学物性研究所教授)

       「フランスにおける自由主義の系譜」
        安藤 隆穂(名古屋大学高等研究院長、大学院経済学研究科教授)

              「創薬とヒトの分子レベルからの理解を目指して」
               藤吉 好則(日本学術会議第二部会員、
                             名古屋大学大学院創薬科学研究科特任教授)

              「言語の意味と構造」
         町田 健(名古屋大学国際教育交流センター長、大学院文学研究科教授)


■ 入場無料、どなたでも参加できます。
■ 詳細はこちら
  http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/179-s-1120.pdf
■ アクセス
  地下鉄 名古屋大学駅2番出口より徒歩5分
■ お問合せ先:日本学術会議中部地区会議事務局
       (名古屋大学研究協力部研究支援課内)
        TEL:052-789-2039  FAX:052-789-2041

2013年10月25日金曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.421 ** 2013/10/25

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  サイエンスアゴラ2013におけるシンポジウムの開催について
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■開催趣旨:科学技術に関する国民の理解を深め、科学技術と社会の在り方に関
      する議論を喚起するため、シンポジウムや講演会、ワークショップ
      など、多様なセッションを同時開催することにより、科学技術政策
      への国民参画の促進を視野に、広く科学技術に関わるコミュニケー
            ション活動すべてを包含する「科学コミュニケーション・オール
            ジャパン」を体現する場を提供することを目的とする。

■各セッション等概要:

 【若者に発信する日本学術会議<知の航海>シリーズから】
 開催日時:平成25年11月9日(土)13:00~14:30
 開催会場:日本科学未来館 7階 会議室2
 定  員:84名(入退場自由)
 開催概要: 日本学術会議は中学生・高校生の科学への関心を高めることを
      ねらいとして、〈知の航海〉シリーズを企画してきた。この
      セッションでは、執筆者3氏が登壇して、〈知の航海〉シリーズ
      に込めたメッセージを披歴していただく。さらに来場者との交流
      も含めて、科学者から若者に向けた発信の今日的意義について
      理解を深めるとともに、シリーズの刊行による波及効果や意外な
      副産物といった要素を含めて、多角的に意見交換を行う。
 プログラム:
       1.開会挨拶
        家泰弘(日本学術会議副会長、東京大学物性研究所教授)
       2.話題提供1
        さとやま:生物多様性と生態系模様
        鷲谷いづみ(日本学術会議第二部会員、
               東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
       3.話題提供2
        ロボット創造学入門
        広瀬茂男(日本学術会議連携会員、
              東京工業大学機械宇宙システム専攻教授)
       4.話題提供3
        理系女子的生き方のススメ
        美馬のゆり(公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科教授)
       5.パネル討論
        パネリスト:鷲谷いずみ、広瀬茂男、美馬のゆり
        コーディネーター:
              生源寺眞一(日本学術会議第二部会員、
                     名古屋大学大学院生命農学研究科教授)


 【高校で学ぶべき「サイエンス」とは何か】
 開催日時:平成25年11月9日(土) 15:30~17:00
 開催会場:日本科学未来館7階 みらいCANホール
 定  員:300名(予定)
 開催概要: 国民の科学技術リテラシーの育成、理工系人材の確保や浮きこぼれ
      る科学好き生徒のフォローアップはこのままでよいのだろうか。
      本シンポジウムでは、日本の中等教育が抱える課題の解決に向けて、
      日本学術会議をはじめ関係機関・団体が横断的に議論を始めるための
      キックオフイベントである。次期学習指導要領改訂に向けて、普通科
      高校生全員必修の高校理科共通科目の可能性とその中身について多角
      的に議論したい。
       文系の高校生にとっても魅力的かつエッセンシャルズな「サイエンス」
            とは?科学技術立国として必要な科学力とは?今回は特に、東日本大
            震災と福島原発事故を再考し、防災教育としての地学分野および放射
            線やエネルギーに関する物理分野をも含む国民全員にとって必要不可
            欠なサイエンス・リテラシーとは何か、さらに、それをいつどのよう
            に修得させていくのかを検討する予定である。
 プログラム:
       1.主催者あいさつ 
         柴田徳思(日本学術会議連携会員、
               公益社団法人日本アイソトープ協会常務理事)
       2.講演
          田代直幸(文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)
             小川正賢(東京理科大科学教育研究科教授)
       3.パネルディスカッション
           パネリスト:田代直幸、小川正賢、
               宮嶋 敏(埼玉県立深谷第一高等学校教諭)、
               下山佳那子(筑波大学大学院図書館情報メディア
                     研究科博士後期課程2年)、
               渡辺政隆(日本学術会議連携会員、筑波大学教授)
        モデレーター:縣秀彦(自然科学研究機構国立天文台准教授、
                日本サイエンスコミュニケーション協会副会長)


 【科学・技術でわかること、わからないことPart3
          ―インフラクライシスと大規模災害―】
 開催日時:平成25年11月9日(土)15:30~17:00    
 開催場所:日本科学未来館 7階 会議室2
 定  員:84名(入退場自由)
 開催概要: 東日本大震災は、わが国のインフラの脆弱性を露呈したが、首都圏
      の直下型大地震や東海・東南海・南海大地震の発生が予想されている
      中で、様々なインフラの老朽化による事故が目立ち始めている。最近
      では、2012年12月に発生した笹子トンネル天井の崩落事故で、9名の
      人命が失われた。高度成長期に集中整備されてきたわが国のインフラは、
      今後20年以内に建築後50年以上を経過するものが50%を超えようとし
      ている。加えて、建築当時の耐震基準は現在と比べてかなり低く見積
      もられていたことから、大規模災害に直面した場合には、危機的状態
      を迎えることが危惧されている。現在のインフラを適切に維持・管理し、
      長寿命化を図ることが必須であるが、維持管理のための費用や技術、
      また技術を担う人材の不足が、それを難しくしているとの意見もある。
      大規模災害に備え、インフラクライシスを乗り越えるために、現状では
      どの様な方策がとられているのか、またどのような対策がとられるべき
      かを様々な視点から議論する。
 プログラム:
       1.開会
       2.話題提供1
         南海トラフ巨大地震の現状と展望 ― 観測、リアルタイム
         モニタリングならびにシミュレーションの総合研究 ―
         金田義行(海洋研究開発機構地震津波・防災研究プロジェクト
              リーダー)
       3.話題提供2
         安全を基本から考える―安全思想の提案―
         向殿政男(日本学術会議連携会員、明治大学名誉教授)
       4.話題提供3
         都市インフラを考える―笹子トンネル事故から学ぶもの―
         齋藤宏保(中部大学教授、元NHK解説主幹)
       5.パネル討論
          パネリスト:柴田徳思、金田義行、向殿政男、齋藤宏保
         コーディネーター:室伏きみ子(日本学術会議第二部会員、
                  お茶の水女子大学名誉教授/寄附研究部門教授)
       6.閉会挨拶
         柴田徳思(日本学術会議連携会員、
               公益社団法人日本アイソトープ協会常務理事)


 【「地球に生きる素養」って何? 対話で考える、私と地球の付き合い方~】
  開催日時:平成25年11月9日(土)15:30~17:00
  開催場所:産業技術総合研究所臨海副都心センター別館11階 多目的室
  定  員:40名(入退場自由)
  開催概要:地震、津波、豪雨、竜巻―地球の活動は、時に様々な災害をもたらし
            ます。それら自然の影響の中で、上手に自分達の身を守って暮らす
            ための知を、ここでは「地球に生きる素養」と名づけました。本企画は、
            どんな素養を身につけるべきか、「答え」を示すものではありません。
      住む土地や家族構成や仕事など、一人一人異なる生活に合った「私に
      とっての地球に生きる素養」とは何か、皆で考えるものです。様々な
      視点から地球を見つめる研究者達が話題提供を行った後、参加者と共に
      テーブルに座り、「地球に生きる素養」について話し合います。
 プログラム:
           1.対話集会の趣旨
         北里 洋(日本学術会議第三部会員、独立行政法人海洋研究開
                   発機構海洋・極限環境生物圏領域領域長)
       2.話題提供(MC 高橋 可江)
        ・鵜川元雄(日本大学文理学部教授、火山学)
         「私と火山の付き合い方」
        ・岩谷忠幸(気象キャスターネットワーク、気象予報士)
         「私と気象災害の付き合い方」
        ・入倉孝次郎(日本学術会議連携会員、京都大学名誉教授、地震学)
         「私と地震との付き合い方」
       3.グループディスカッション:あなたと地球の付き合い方
         対話パートナー
        ・話題提供者3名
        ・社会貢献分科会委員
         西 弘嗣(日本学術会議連携会員、東北大学教授、地質学)他
       4.まとめと共有:私たちにとって地球に生きる素養とは?


 【若手研究者たちと考える、君達の、そして日本の未来】
 開催日時:平成25年11月9日(土)13:00~14:30
 開催場所:東京国際交流館4階 会議室
 定  員:60名(入退場自由)
  開催概要: 日本学術会議若手アカデミーでは、次世代を担う科学・技術関係人材
      を育成するため、青少年の科学・技術への興味・関心を喚起し、科学・
      技術に親しみ学ぶことが出来る場を提供すること、また国民と科学・技
      術に関わる者が直接対話する双方向のコミュニケーションを実現し、
      国民の声を国の研究開発に反映すること等を目的とした活動を行っている。
       サイエンスアゴラ2013において、様々な最先端科学・技術分野の若手
      科学者と高校生・大学生らが、生命科学や先端医療、情報化社会や防災
      など、現代社会に欠かせないキーワード(例えば2050年に必要と考えら
      れる科学・技術)をテーマにブレーンストーミングを行う。参加者に
      科学者を身近に感じてもらうとともに、議論の面白さ、アイデアが研究
      に形づくられる過程を体験してもらうことを狙いとしている。
 プログラム:
       1.開会挨拶
          駒井 章治(日本学術会議特任連携会員、
           奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科准教授)
            2.グループ討論
         若手アカデミー委員+部外からの研究者(参加者を呼びかけ)を
         3人一組にして4グループ程度作る。各グループに参加した
         高校生などを15名前後入れ、あらかじめ決めておいたテーマ
         (生命科学や先端医療など)についてディスカッションを行う。
         テーマの大枠は、「君たちの、そして日本の未来」とし、若手
         科学者の側から、ごく簡単にテーマについての説明と、簡単な
         自己紹介・研究内容の紹介のあと、参加者とのディスカッション
         を実施する。
         若手科学者側の参加者:狩野光伸(日本学術会議特任連携会員、
                      岡山大学医歯薬学総合研究科教授)、
                    田中由浩(日本学術会議特任連携会員、
                    名古屋工業大学大学院工学研究科助教)、
                    ほか
       3.討論結果報告
         各グループで取りまとめた内容を全体に報告する。
       4.閉会挨拶
         狩野光伸

戦略提言シンポジウム「地域が元気になる脱温暖化社会を!」

科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
戦略提言シンポジウム「地域が元気になる脱温暖化社会を!」開催のご案内

JST-RISTEX
「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域
(堀尾正靱 領域総括)
 http://www.hakushu-arts.co.jp/sympo2013/index.html

【開催趣旨】
このシンポジウムは、
これからの日本が世界に誇れる持続型の社会に生まれ変わっていくことを目指し、
5年間の研究・開発活動の成果の総まとめに基づいて開催するものです。
シンポジウムでは、「地域が元気になる脱温暖化社会」づくりに向けた戦略提言を提案し、
ご参加の皆様からも意見を頂戴して内容を深め、全国に発信してまいります。

2008年以来5年間にわたり、計16のプロジェクトを支援してきた本研究開発領域では、
「地球温暖化と大規模な気候変動に対する取組みは、
大都市集中・画一化というこれまでの文化を作り直す視点に立ち、地域にある自然資源を生かし、
地域を元気にする取組みとして追及されるとき、はじめて本格的なものになる」、
という確信のもとにプログラムを進めてまいりました。

今回の最終シンポジウムでは、各省、各団体、学会等のご後援も頂き、
戦略提言『地域が元気になる脱温暖化社会を!
―環境・エネルギー分野の課題解決に社会技術的な手法を導入しよう―』を基軸として、
今後、本格的な脱温暖化・環境共生の展開(社会実装)をすすめるべく、
全国の皆様と大いに議論したいと考えております。

主催者一同、多数の皆様のご参加をお待ち致しております。

【開催日時】
2013年11月21日(木) 10:00~17:00(開場 9:30)
参加費:無料(定員250名)

【開催場所】
TEPIAホール

http://www.tepia.jp/
〒107-0061 東京都港区北青山2丁目8番44号

【詳細・お申し込み】
Webサイトをご覧ください。
http://www.hakushu-arts.co.jp/sympo2013/index.html

【主催】
科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
        (「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域)

【お問い合わせ先】
「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域
シンポジウム事務局 株式会社 博秀工芸内
TEL:03-5818-5916(受付時間 平日10:00~17:00)
FAX:03-3834-4390
E-mail env-sympo[at]hakushu-arts.co.jp

2013年10月7日月曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.420 ** 2013/10/4

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 第4回EU・日本科学政策フォーラム「変革する科学の地図―グローバルな
 イノベーションシステムにおける国家と産業」(ご案内)
-----------------------------------------------------------------------■

■日時:平成25年10月5日(土)13時00分~18時00分(受付開始:12時30分)

■会場:グランドプリンスホテル京都(京都府京都市左京区岩倉幡枝町1092-2)

■趣旨:
 経済的困難にもかかわらず、各国の研究・開発に費やす予算は増えており、
国家のイノベーションシステムの近代化・再構築に向け、真剣な努力が行われ
ている。これらはすべて、激化する国際競争に遅れをとらないための取り組み
である。
 この激烈な競争の中でより成功を収めるのは、自国の学問的優位性を育成す
ると同時に国際的ネットワークに参加している国である。
 競合国やパートナーとの情報共有・研究協力がカギを握る時代となった。
各国は自国の研究者の国際化を求める一方、彼らを失いたくはない。どのよう
な仕組みがこの一見矛盾する要求に応えられるのか。
 国際的な共同研究は、異なる考え方の直接対立や異なる文化・市場との統合
や接点をもたらす。しかし、産業の観点から見ると、共同研究は問題があり過
ぎないか。 
 次世代技術を準備するとき、共同研究の重要な目的のひとつは国際的基準作
りであろう。技術は多くの国で受け入れられなければならない。競争と協力と
の間の間合いをどのように取ればよいのか。国際的共同研究の重要性が増す中、
世界規模の研究会議の設立に向けた努力が行われている。今日、欧州連合(EU)
の「ホライゾン2020計画」は世界で最も開かれた共同研究プログラムである。
  各国の科学機関は課題に立ち向かう準備ができているか?他方、産業界の
要望は何か。次世代製品の開発に向け、どのように絡んでくるのか。

■主催:
 駐日欧州連合代表部(EU加盟各国)
 政策研究大学院大学

■参加予定者(一部)【敬称略】
 ジェネビエーブ・フィオラソ  フランス高等教育・研究担当大臣
 マウロ・デルアンブロージオ  スイス教育科学技術庁長官
 マリア・オロフスカ      ポーランド科学高等教育副大臣
 カルメン・ヴェラ       スペイン研究開発・イノベーション担当副大臣
 原山 優子         内閣府総合科学技術会議議員
 マルコム・ハーバー      欧州議会科学技術選択評価委員会(STOA)副委員長
 中村 道治         独立行政法人科学技術振興機構理事長
 ポール・ボイル       サイエンス・ヨーロッパ議長、
                英国経済社会研究会議議長
 西口 泰夫         京セラ株式会社相談役(元社長)
 マルタ・クロフォード=ハイツマン アレバ社研究・イノベーション担当上級副社長 
 

■詳細URL:http://www.euinjapan.jp/media/news/news2013/20130911/105840/

■参加費:無料

■使用言語:英語(日本語・英語の同時通訳あり)

■登録:御氏名・御所属を記載したメールを以下のアドレスまでお送り下さい。
        DELEGATION-JAPAN-St[at]eeas.europa.eu


<お問い合わせ先>
 駐日EU代表部科学技術部(担当:バーバラ・ローデ、トム・クチンスキ)
    TEL:03-5422-6050,6058