2013年1月21日月曜日

投稿総研大「科学知の総合化」公開シンポジウム~大学院教育の現在と「科学と社会」~

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総研大「科学知の総合化」公開シンポジウム
~大学院教育の現在と「科学と社会」~

[日時]平成25年2月9日(土) 13時00分 〜 15時30分
[会場]学術総合センター2階中会議室1・2
(東京都千代田区一ツ橋2丁目12号:http://goo.gl/maps/wQaKf


開 催 趣

科学は社会の一部であり、その活動はその時々の社会、政治、経済などの状況と無関係ではいられません。今後の研究者・知識人育成では、単に各分野の専門的な知識や技術の習得とその学術的な応用に留まるのではなく、自身の研究活動と社会との接点について自主的に考えられる能力の涵養が期待され、その為の土台構築が求められています。
このような状況において、総研大が掲げる「高度な専門性と幅広い視野を持った研究者の育成」という目標はますます重要な社会的意味を持つことになります。そして、その目的により効果的に資する教育プログラムの開発・研究は、ますます欠かすことのできないものであります。総研大「科学知の総合化」プログラムでは、そのような問題意識から、総研大において蓄積されてきた「科学と社会」分野の知見を活かした全学向け大学院教育プログラムに関わる研究開発と実践を行い、より効果的な教育プログラムの提供を目指しています。
本シンポジウムとワークショップでは、まず大学院における教育全般の重要性と現状について共有し、その上で、「科学と社会」に関わる教育の可能性についての議論を深めることを目指します。
日本における大学院教育の現在、総研大の各専攻における教育の現状と課題、今後の可能性まで含めた闊達な議論の場として、皆様の積極的な参加をお待ちしております。


【公開シンポジウム・プログラム】
13001305】実行委員挨拶
平田光司(総合研究大学院大学・学融合推進センター長)
13051330】講演①
小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授)
「現代の大学院教育における教養の意味:大阪大学リーディング大学院の取り組み」
13301355】講演② 
長谷川眞理子(総合研究大学院大学先導科学研究科教授)
「総研大における大学院教育の可能性-専門家養成における『科学と社会』プログラム-」
13551420】講演③
藤垣裕子(東京大学大学院総合文化研究科教授)
「科学者の社会的リテラシーと市民の科学的リテラシー~東京大学科学技術インタープリター養成プログラムの試み~」
14201445】講演④
駒井章治(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科准教授)
「科学者と社会の間-俯瞰的視野を持った科学者の育成の必要性-」
14451530】総合討論

◆シンポジウムの企画内容に関する問い合わせ先
長谷川眞理子
総合研究大学院大学先導科学研究科長/「科学知の総合化」特別委員会主査
E-mail:hasegawamk[at]soken.ac.jp