+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ◇ 公開シンポジウム「3.11福島第一原子力発電所事故をめぐる社会情報環境の 検証--テレビ・ジャーナリズム、ソーシャル・メディアの特性と課題」の開 催について(ご案内) ◇ 公開シンポジウム「犯罪と被害防止に貢献する心理学」の開催について (ご案内) ◇ 若手アカデミー委員会主催公開シンポジウム「「心の時代」と学術―若手研 究者とともに考える社会の不安と喜び―」の開催について(ご案内) ◇ 「ICSU-WDS国際プログラムオフィスにおけるプログラム・オフィサー職員の 公募のお知らせ」 ◇ 文部科学省(研究開発局)からのお知らせ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■--------------------------------------------------------------------- 公開シンポジウム「3.11福島第一原子力発電所事故をめぐる社会情報環境の 検証--テレビ・ジャーナリズム、ソーシャル・メディアの特性と課題」の開催 について(ご案内) -------- -------------------------------------------------------------■ 入場無料・予約不要(定員300名) ◇日 時 平成24年6月9日 (土)14:00~17:30 ◇場 所 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) ◇主 催 日本学術会議社会学委員会メディア・文化研究分科会 ◇共 催 社会学系コンソーシアム ◇開催趣旨 2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故から約1 年が過ぎようとしている。しかし、被災地の復興と被災者の生活再建は依然とし て困難を極めている。福島原子力発電所の事故による周辺地域の避難者だけでも 11万4460人にも上る(2011年11月4日現在)。 今回の大震災と原発事故は、原子力政策、原子力にかかわる学問分野、防災科 学の分野にかぎらず、これまでの日本の学術の歩み全体の自己検証を迫るもので あり、今後の復興・復旧に向けて様々な学問分野の成果を生かす取り組みが求め られている。そして、そのことは、メディア研究、社会情報学の分野に関しても 例外ではない。事故直後から、テレビメディアが伝える情報に関する信頼性につ いて多くの市民が疑問を抱くことになった。一方で、ネット上のさまざまな情報 にアクセスし、あるいは情報を発信することで、既存のメディアの情報を補完す る現象が見られた。これまで、信頼性が低いと見られたネット情報の存在感が相 対的に高まったと言える。 このようなメディア環境、社会情報過程の構造的な変容を視野に入れながら、 シンポジウムでは、メディアによる科学コミュニケーションの課題等の原発報道 に関する問題や、ネット上の情報の特徴や「二極分散化」と言われる現象の問題 など、福島原子力発電所の過酷事故をめぐって顕在化した諸課題を検証し、それ らをふまえて今後の教訓とすべき論点を明らかにすることにしたい。 ◇次 第 開会挨拶(14:00~14:10) 吉見俊哉(日本学術会議連携会員、東京大学情報学環・情報学府教授) 発表(14:10~15:30) 伊藤 守(日本学術会議連携会員、早稲田大学教育・総合科学学術院教授) 遠藤 薫(日本学術会議連携会員、学習院大学法学部教授) 毛利嘉孝(日本学術会議連携会員、東京藝術大学准教授) 西田亮介(東洋大学経済学部非常勤講師、独立行政法人中小企業基盤整備機構 リサーチャー) 休憩 (15:30~15:45) 討論者(15:45~16:15) 正村俊之(日本学術会議連携会員、東北大学大学院文学研究科教授) 藤垣裕子(日本学術会議連携会員、東京大学大学院総合文化研究科教授) 林 香里(日本学術会議特任連携会員、東京大学情報学環・情報学府教授) 全体討論(16:15~17:20) 閉会挨拶(17:20~17:30) 田島淳子(日本学術会議連携会員、法政大学社会学部教授) 司会 上野千鶴子(日本学術会議会員、東京大学名誉教授、NPO法人WAN理事長) ◇問い合わせ先:mamorui[at]waseda.jp ■--------------------------------------------------------------------- 公開シンポジウム「犯罪と被害防止に貢献する心理学」の開催について(ご案内) ----------------------------------------------------------------------■ 事前申し込み(定員360名) ◇日 時 平成24年6月9日 (土)14:00~16:30 ◇場 所 京都教育文化センター2Fホール ◇主 催 日本学術会議心理学・教育学委員会社会のための心理学分科会 ◇共 催 公益社団法人日本心理学会 ◇開催趣旨 犯罪とその被害防止は心理学が貢献しうる課題の一つである。本公開シンポジ ウムでは、司法面接法の研究と実践を行っている、北海道大学文学の仲真紀子氏 、犯罪の被害・加害防止のための対人関係能力育成プログラムの開発を行ってい る福岡教育大学の小泉令三氏、犯罪心理学を行っている法政大学の越智啓太氏に 話題提供をして頂き、このことを通じて心理学の社会的貢献の現状と問題点につ いて考えたい。 ◇次 第 14:00 趣旨説明 箱田裕司(日本学術会議会員・社会のための心理学分科会委員長、 九州大学人間環境学研究院教授・研究院長) 14:10 仲真紀子(日本学術会議会員、北海道大学教授) 「司法面接の実践と問題」 14:50 小泉令三(福岡教育大学教授) 「加害防止のための対人関係能力育成プログラム」 15:30 越智啓太(法政大学教授) 「心理学を使って犯罪を捜査する」 16:10 総合討論 16:30 閉会の辞 内田伸子(日本学術会議連携会員、筑波大学監事 ・お茶の水女子大学名誉教授) ◇問い合わせ先:公益社団法人日本心理学会( http://www.psych.or.jp/ ) Tel 03-3814-3953 Fax 03-3814-3954 e-mail: jpaevent[at]psych.or.jp ■--------------------------------------------------------------------- 若手アカデミー委員会主催公開シンポジウム「「心の時代」と学術―若手研 究者とともに考える社会の不安と喜び―」の開催について(ご案内) ----------------------------------------------------------------------■ (開催趣旨) 超高齢社会や金融問題など、私たちが強い不安を抱える社会問題はたくさんあ ります。今や、物質ばかりを追求するのではなく、心の問題にあらゆる学術分野 が取り組むべき「心の時代」に突入したとも言えます。 今回、様々な分野の若手研究者が、自身の研究分野から垣間見える心の問題を 捉え、現代社会の内包する様々な問題を共有し、議論を展開するシンポジウムを 行います。 ◆日 時:2012年6月23日(土)13時00分~17時30分 ◆会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) プログラム 司会者:川畑秀明(日本学術会議特任連携会員、慶應義塾大学文学部准教授) 講演 :高橋良和(日本学術会議特任連携会員、京都大学防災研究所准教授) 「新しい土木はどのように心と対峙するか」 谷口尚子(日本学術会議連携会員、東京工業大学大学院社会理工学研 究科准教授) 「民主主義の『理想』と『現実』」 田中由浩(日本学術会議特任連携会員、名古屋工業大学(おもひ領域) 助教) 「ロボットの役割と人との調和」 パネルディスカッション ※一般公開。参加費は無料。定員300名 ※先着順。 詳細については、以下のURLをご覧ください。 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/150-s-2-2.pdf 【お問い合わせ先】 駒井章治(日本学術会議若手アカデミー委員会委員長、奈良先端科学技術大学院 バイオサイエンス研究科准教授) E-mail:skomai[at]bs.naist.jp 日本学術会議事務局審議第一担当 伊澤(TEL:03-3403-6289) ■--------------------------------------------------------------------- 「ICSU-WDS国際プログラムオフィスにおけるプログラム・オフィサー職員の 公募のお知らせ」 ----------------------------------------------------------------------■ 国際科学会議(ICSU: International Council for Science)世界データシス テム(World Data System)の国際プログラムオフィス(WDS-IPO)が(独)情報 通信研究機構(NICT)に設置されたことに伴い、正式な開所式が本年5月9日に開 催されました(日本学術会議ニュース・メールNo. 343)。これに引き続き、WDS- IPOのスタッフであるプログラム・オフィサー(ProgrammeOfficer; PO)の公募を 行っていますので、適任の方がおられましたら、ご応募、または応募のお声掛け をいただければ幸いです(公募〆切:6月22日)。 プログラム・オフィサー POは、WDS-IPOのエグゼクティブ・ディレクターDr. Mustapha Mokraneの指揮下で、WDSが行う事業の実施面を担当します。具体的に は、WDSの活動や成果に関する情報を蓄積して広く配信すること、年2回開催さ れるWDS科学委員会の企画・実施、シンポジウムやワークショップの企画・運営、 WDS加入機関や他の国際データ関連組織との連絡調整、国際会議におけるWDSの情 宣活動などを行います。今回の公募では、POはNICTの有期職員である「有期技術 員」として採用予定です。 なお、今回の公募対象は、日本人又は外国人で修士または博士学位の所有者、 もしくはそれと同等の資格または能力があると認められる方を想定しています。 博士学位を有する場合は、待遇面において考慮される場合があります。またオフ ィスは東京都小金井市のキャンパスに設置されていますが、英語によるコミュニ ケーション能力が特に重視されます。国際的な研究関連事業の実務を経験する良 い機会と思われますので、ぜひ関連学会等にもおしらせ頂ければ幸いです。 正式な公募案内情報は以下の各サイトにあります。 <WDSホームページの公募情報> http://icsu-wds.org/organization/latest-news/60-employment-opportunity-programme-officer <NICTホームページの求人情報(整理番号2012T-33)> http://www.nict.go.jp/employment/copy_of_20120801.html http://www2.nict.go.jp/general_affairs/personnel/tempstaffinfo/tech/H24/2012T-33.pdf 【お問合せ先】 業務内容の詳細について:WDS-IPO事務局< ipo[at]icsu-wds.org > 応募手続き等について :NICT人事室< jinjig[at]ml.nict.go.jp > ■--------------------------------------------------------------------- 文部科学省(研究開発局)からのお知らせ 科学技術振興機構シンポジウム 「日本再生に向けたエネルギー技術の展望と新たな研究開発スキーム」 ----------------------------------------------------------------------■ 本シンポジウムでは、2030年頃の実用化が期待され、経済社会に大きなインパ クトを与え得るエネルギー技術の展望と関係省庁の連携による新たな研究開発ス キームの在り方について、有識者を交えて広く意見を求め、新たな政策の実現に 向けたコンセンサスの形成を目指します。 日 時:2012年6月15日(金) 13:00~17:30 場 所:日本科学未来館 みらいCANホール(東京都) 参加費:無料 シンポジウム詳細情報・申し込みは、下記のURLよりご確認下さい。 http://www.omcforum.net/jst1206/index.html <お問い合せ> 日本再生に向けたエネルギー技術の展望と新たな研究開発スキーム」 シンポジウム事務局 株式会社オーエムシー内/村田・高村 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-3 TEL: 03-5362-0128 FAX: 03-5362-0125 E-mail: s_murata[at]omc.co.jp ********************************************************************** 学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html **********************************************************************