2012年3月1日木曜日

原子力と社会の関わりに係る人文・社会科学的研究

(以下の案内が文科省よりありました)
 
このたび、競争的資金の1つ「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」において、
昨年の福島原子力発電所事故を踏まえ、24年度は、新規のプログラムを創設し、以下の3つのテーマを中心に基礎的・基盤的課題を募集することとなりました。
(22日公募を開始しました)

 1)原子力プラントの安全性向上に係る基礎基盤研究
 2)放射線影響・低減に係る基礎基盤研究
 3)原子力と社会の関わりに係る人文・社会科学的研究

(公募に関する詳細はhttp://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1316624.htm をご覧ください)

特に3つ目のテーマにつきましては、今回の事故を受けて国民の不安の高まりとともに、原子力の潜在的リスクの評価やそのマネジメントの在り方、万が一事故が発生した場合の対応等、新たに顕在化した社会的課題への解決に資する人文・社会科学的な研究について、多くの方々から、ご提案をいただきたいと考えております。


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http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1316624.htm
○概要:
東京電力福島第一原子力発電所事故からの早期復旧・復興に向けて、今回の事故を踏まえた原子力安全の一層の高度化を支える技術基盤の確保・充実とともに、放射性物質による環境影響、リスクマネジメント、原子力と社会との関係の在り方など、新たに顕在化した科学的あるいは社会的な課題の解決に資する、機関や分野を超えた連携による基礎的・基盤的な研究課題を募集します。
○対象機関:大学、大学共同利用機関法人、高等専門学校、独立行政法人、民間企業、NPO法人等。ただし、複数機関の連携又は他分野との連携(同一機関内の連携含む)による応募を原則とする。
○期間:原則3年以内
○経費:年間5百万円~35百万円程度(1課題あたり)
○採択予定課題数:計12件程度(3つの募集テーマを合わせた採択予定件数)
○募集テーマ:
【テーマ3】原子力と社会の関わりに係る人文・社会科学的研究
 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴って放出された放射性物質による健康や環境への影響についての国民の不安の高まりとともに、原子力の潜在的リスクの評価やそのマネジメントの在り方、万が一事故が発生した場合の対応等に関して様々な社会的課題が顕在化する中、これらの課題の解決に資する研究を推進する。

○公募説明会: 東京 3月7日、 大阪 3月8日
○公募期間:平成24年2月22日(水曜日)~平成24年4月13日(金曜日)15時