2011年5月25日水曜日

日本学術会議ニュースメール ** No.297 ** 2011/5/20 

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◇ 日本学術会議主催 学術フォーラム「「災害・復興と男女共同参画」6.11シ
 ンポ」の開催について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「若手研究者の考える,震災後の未来— 学術に何ができ
 るのか」の開催について(ご案内)
◇ 平成23年度共同主催国際会議「第8回国際比較生理生化学会議」の開催及
び第8回国際比較生理生化学会議 市民公開講座の開催について(ご案内)
◇ 公開シンポジウム「発達障害児・者の住みよい明日を求めて」の開催につ
 いて(ご案内)
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■---------------------------------------------------------------------  日本学術会議主催 学術フォーラム「「災害・復興と男女共同参画」6.11シ
 ンポ」の開催について(ご案内)
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 ■日時:平成23年6月11日(土)10時00分〜16時45分
 ■会場:日本学術会議 講堂
 ■趣旨
   東日本大震災から2か月余が過ぎても、高齢者(なかでも女性)や子ど
   もを抱えた母親、病人、障がい者などが、避難所等でとくに不自由な生
   活を強いられている。
   阪神淡路大震災や中越地震の経験から、防災・救援・復興に男女共同参
画の視点が重要であり、かつ不十分なことが指摘され、2005年には防災
基本計画の修正が行われた。しかし、2008年に実施された全国知事会の
「女性・地域住民からみた防災施策のあり方に関する調査」によれば、
避難所での備品の整備、健康・医療・プライバシーへの配慮、女性への
暴力やセクハラへの対応、こころのケアなどに、女性の視点がほとんど
ないことが、浮き彫りになった。防災計画の策定に関わるのは男性が圧
倒的に多く、依然として男女共同参画が不十分であることが明らかにな
った。
これらを踏まえ、昨年12月に閣議決定された第三次男女共同参画基本計
画では、第14分野「地域、防災・環境その他の分野における男女共同参
画の推進」として、第二次計画よりも取り組みが拡充された。しかし、
この計画が実行に移される矢先に、未曾有の東日本大震災が起こった。
そこで本シンポでは、現地の報告を含めて女性団体と専門家が知見を交
換し、現状を分析して、復興への政策的インプリケーションを得る。

 ■プログラム(予定)【敬称略】
  午前の部:10:05〜12:00

  開会のあいさつ:
                参議院議員 日本学術会議会員 猪口邦子
    災害・復興と男女共同参画 6.11シンポ実行委員会委員長 堂本暁子  

  基調講演
   (1)「東日本大震災を理解する上でのポイントと男女共同参画の視点で見
     た課題」
      東京大学情報学環総合防災情報研究センター准教授 大原美保

   (2)「災害と男女共同参画をめぐる国際的潮流」
                   静岡大学教育学部教授 池田恵子

  現地報告
   (1) 仙台市長 奥山恵美子(ビデオ)  
   (2) 郡山市婦人団体協議会会長 小林清美
   (3) 兵庫県立大学地域ケア開発研究所・所長/教授
                    日本学術会議連携会員 山本あい子

  午前の部質疑応答

  午後の部:13:30〜16:45

  総合司会からの連絡            大学非常勤講師 皆川満寿美

  リレートーク       
   司会:全国女性会館協議会常任理事 青木玲子
   (1) 現場から: 私は訴えたい
   (2) 東日本大震災と女性の活動

  パネルディスカッション「復興と男女共同参画」
   司会:城西国際大学客員教授 日本学術会議連携会員 原ひろ子
   
   ・「災害復興における制度設計と生活再建をめぐるジェンダー課題」
           関西学院大学災害復興制度研究所研究員 山地久美子

   ・「戦後日本型の経済開発が災害に脆い社会を作った」 
       東京大学社会科学研究所教授 日本学術会議会員 大沢真理
   ・「復興に向けた科学・技術のあり方—環境及びジェンダーの視点を中心
     として—」
               中部大学副学長 日本学術会議会員 後藤俊夫

   ・「女性の支援活動から復興に向けた提言」
                   もりおか女性センター長 田端八重子

  午後の部質疑応答

  提言に向けてのまとめ

  閉会の辞
           東北大学法学部教授 日本学術会議会員  辻村みよ子

 ■参加費:無料
 ■申 込:Web(申込フォーム)によりお申込み下さい。
       URL:https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html
 ■申込、参加に関する問い合わせ先: 
      日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
       〒106-8555東京都港区六本木7-22-34
       Tel: 03-3403-6295/FAX: 03-3403-1260

■--------------------------------------------------------------------  公開シンポジウム「若手研究者の考える,震災後の未来 — 学術に何がで
 きるのか」の開催について(ご案内)
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 ◆日 時:2011年6月26日(日) 13:00〜18:00

 ◆場 所:日本学術会議講堂

 ◆主 催:日本学術会議若手アカデミー委員会若手アカデミー活動検討分科会

◆開催の趣旨
    3月11日の東日本大震災を経て、若手研究者は各々の立場から現場でい
   かに活動し、いかに思考したのか。学術に関係する者は何を反省し、何
   を力に前に進むべきか。
   これからの日本の復興や新生に向けて、学術にはいかなる貢献ができる
   のか。各分野の第一線で活躍する若手研究者が、震災後の日本の展望を
   視野に入れながら、学術の未来を積極的に討議する。

 ◆ 参加費は無料です。事前の登録も不要です。

 ◆ 詳細については、以下のホームページをご参照ください。

  ○日本学術会議ホームページ
    http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html

【お問い合わせ先】
    日本学術会議事務局第二部担当 山口
    Tel:03−3403−1091

■---------------------------------------------------------------------  平成23年度共同主催国際会議「第8回国際比較生理生化学会議」の開催及び
第8回国際比較生理生化学会議 市民公開講座の開催について(ご案内)
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◇ 会議名称:「第8回国際比較生理生化学会議」
 ◇ 会 期:5月31日(火)〜6月5日(日)[6日間]
 ◇ 場 所:名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)
 ◇ 趣 旨:
    5月31日(火)より、日本学術会議が日本比較生理生化学会と共同し
て主催する「第8回国際比較生理生化学会議」が、以下のとおり開催さ
れます。
当国際会議では、「生物多様性の生理学的基礎」をメインテーマに、
多様な生物の、感覚運動機構、体内時計調節機構、体温調節機構、浸透
圧調節機構、生殖戦略、採餌戦略等を主要題目として、研究発表と討論
が行われる予定であり、約16ヵ国・400名の研究者・技術者の参加が見
込まれています。
また、6月5日(日)には「工夫に満ちた身近な生き物たち:広げよう
生物多様性」と題し、一般市民を対象とした公開講座を開催します。関
係者の皆様に周知いただくとともに、是非、御参加いただきますようお
願いいたします。
 
○ 第8回国際比較生理生化学会議 市民公開講座
 ◆日 時:平成23年6月5日(日)13:30〜16:30
 ◆会 場:名古屋国際会議場 (2号館2F・224)
      (名古屋市熱田区熱田西町1番1号)
 ◆内 容:メインテーマ「工夫に満ちた身近な生き物たち
                        :広げよう生物多様性」
 ◆講 演:
     「ヒトと他の生物の関係」 針山孝彦 (浜松医科大学 医学部) 
     
「動物たちの生きる工夫と仕組み」
                 沼田英治 (京都大学 大学院 理学研究科)
     
「ヒトが地球で生き残るには」
              香坂玲 (名古屋市立大学 大学院 経済学研究科)
 
※詳細は以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ ( http://www.iccpb2011.com/index.html )
○市民公開講座ホームページ ( http://www.iccpb2011.com/pg23.html )

【問合せ先】
日本学術会議事務局 国際会議担当 (Tel:03-3403-5731・i254[at]scj.go.jp)

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 公開シンポジウム「発達障害児・者の住みよい明日を求めて」の開催につい
て(ご案内)
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 ◆日  時:平成23年5月28日(土)13:00〜16:20

 ◆場  所:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1−1−1)

 ◆主  催:日本学術会議臨床医学委員会・健康・生活科学委員会合同
       生活習慣病対策分科会、第53回日本小児神経学会総会

 ◆開催趣旨:
      発達障害児・者およびその家族には、自宅で暮らす場合も施設で
     暮らす場合もさまざまな支援が必要である。発達障害児・者および
     その家族の困難さや不安を少しでも解消するためには医学・医療の
     進歩や保健・福祉制度の改善が不可欠である。それと同時に日々の
     生活の中でどのように対応すべきか当惑することが多々ある。些細
     なことでも適切な対応により状況が著しく改善することがある。
     本シンポジウムでは、発達障害児・者の生活の質を高めるために、
     発達障害児・者およびその家族への支援の在り方、日常生活での問
     題点とケアーについて考える。

 ◆プログラム(予定)【敬称略】
   第1部:講演 
     座長:児玉浩子(日本学術会議連携会員、帝京大学小児科)

    「生命の恵みを共に受け継ぐ者として」
        潮谷 義子(長崎国際大学学長、元熊本県知事、
                      元慈愛園乳児ホーム施設長)

    第2部:シンポジウム
     座長:宮尾 益知(国立成育医療センターこころの診療部)
        藤井 靖史(帝京大学教職大学院教職研究科、帝京大学小児科)

     1)発達障害児を育てて—親からのメッセージ
           鈴木 正子(IJの会(板橋区発達障害者親の会)代表)

     2)よい睡眠と生活リズム
           大川 匡子(日本学術会議連携会員、
                      滋賀医科大学医学部睡眠講座)

     3)歯周病と口腔以外の疾患との関連性
           野口 俊英(日本学術会議連携会員、愛知学院大学歯学部)

     4)学校でのケアー
           小池 敏英(東京学芸大学教育学部特別支援科学講座)

     5)世に棲む広汎性発達障害者—隠れて生きる
           井原 裕(獨協医科大学越谷病院こころの診療科)

 ◆参加申込不要、入場無料

 ◆連絡先:第53回日本小児神経学会総会 運営事務局
      日本コンベンションサービス株式会社メディカルカンパニー
      〒100-0013東京都千代田区霞が関1-4-2大同生命霞が関ビル18F
      TEL:03-3508-1214 FAX:03-3508-1302
      E-mail:53jscn[at]convention.co.jp

  詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
      http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/123-s-2-1.pdf
 
  【問い合わせ先】  
      日本学術会議事務局第二部担当 木田
      Tel:03−3403−1091

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