2010年12月24日金曜日

** 日本学術会議ニュースメール ** No.280 ** 2010/12/24 

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 公開シンポジウム「地球温暖化の農業・地域への影響と適応策」の開催(ご案内)
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 ◆日  時:平成23年1月21日(金)13:00~17:00

 ◆場  所:九州大学国際ホール(九州大学箱崎キャンパス)
       (福岡市東区箱崎6-10-1)

 ◆主  催:日本学術会議農学委員会農業生産環境工学分科会、
       環境省地球環境研究総合推進費S-8(2)「地域社会における
       温暖化影響の総合的評価と適応政策に関する研究」班

 ◆後  援:日本農業気象学会九州支部九州の温暖化研究会

 ◆開催趣旨:最近の世界各地で起こっている異常な気象現象を見聞きするにつけ、
       地球温暖化が実際にはすでにかなり進行しているように感じられる。
       このような気象変動に対して、研究的な立場からはもちろんのこと、
       環境省や農林水産省を初めとする各省や地方自治体、民間が種々の
       知恵を出して取り組んでいる。他方、農業や地域における温暖化現象
       は、気象現象そのものの変化より時間的遅れがあるとともに、変化幅
       が減少されて現れることが推測されるが、現れてしまってからでは手
       遅れになる可能性が大きい。今回のシンポジウムでは、特に、西南暖
       地の農業と地域の問題に焦点を当て、温暖化への対策や方策を執って
       いる事例を取り挙げ、農業と地域に対する今後の科学的対応への参考
       としたい。
 
 ◆次  第:
  13:00-13:10 開会の挨拶
         真木太一(日本学術会議会員、農業生産環境工学分科会委員長、
              筑波大学北アフリカ研究センター、
              九州大学名誉教授)
  13:10-13:50 座長:青木正敏(日本学術会議連携会員、東京農工大学)
        (1)地球温暖化の気象学的側面 伊藤久徳(九州大学)
  13:50-14:30 座長:北野雅治(九州大学)
        (2)果樹の温暖化影響と適応策 杉浦俊彦(果樹研究所)
  14:30-15:10
        (3)温暖化に伴う降雨の変動と畑作物の水管理対応策
           -技術の開発と普及-
         黒瀬義孝(近畿中国四国農業研究センター)
  15:10-15:30 (休憩)
  15:30-16:10 座長:早川誠而(日本学術会議連携会員、山口大学名誉教授)
        (4)温暖化と水田の水資源
           -気候変動が稲の水利用に及ぼす影響-
         丸山篤志(九州沖縄農業研究センター)
  16:10-16:50
        (5)地球温暖化の影響と適応
           -水資源・防災・環境の視点から-
         小松利光(日本学術会議連携会員、九州大学)
  16:50-17:00 閉会の挨拶
         橋本康(日本学術会議連携会員、農業生産環境工学分科会副委員長、
             愛媛大学名誉教授)

 ◆参加無料

 ◆申込み:申込者の連絡先住所、所属、氏名、電話番号等を記載。E-mail、郵便にて。150名で締切。

 ◆申込み、連絡先:東京農工大学大学院 農学研究院 青木正敏  
          〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8 
          TEL:042-367-5727 
          E-mail:aoki.mas[at]cc.tuat.ac.jp
 
 詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/112-s-2-1.pdf

【問い合わせ先】
  日本学術会議事務局第二部担当 木田
  Tel:03-3403-1091

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