2019年6月4日火曜日

日本保健物理学会シンポジウムⅠ 合意形成における放射線防護の役割/放射線防護は合意形成をどう支援できるか?


○日時:2019年6月20日(木)12:00-15:00
○場所:東京大学 工学部2号館213講義室
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html
○趣旨:
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、住民を始めとするステークホルダーの合意形成が必要とされる放射線防護に関わる様々な課題が社会で大きく取り上げられてきた。
今後長期に渡る復興過程では、合意形成が必要とされる課題がさらに生じると予想される。
日本保健物理学会は放射線防護の専門家集団であり、放射線防護は科学と社会をつなぐことを期待されている。
本シンポジウムでは様々な視点から現状と課題を整理するとともに、合意形成における放射線防護の役割は何か、放射線防護は合意形成をどう支援できるか?の観点からパネルディスカッションを行う。
○プログラム: 
座長:吉田 浩子(東北大)
1. はじめに 本学会のこれまでの活動、どう社会と関わってきたか。
12:00-12:15 吉田 浩子(東北大)
2. リスク問題における合意形成とは何か
12:15-12:35 竹田宜人(横浜国立大学/製品評価技術基盤機構)
3. 飯舘村を事例とした、環境回復にみる現状と課題
12:35-12:55 万福裕造(農研機構・飯舘村復興対策課)
4. 除去土壌の現状と限定再生利用・県外最終処分に向けた課題
12:55-13:05 保高徹生(産総研)
5. 被災地で生産される農産物の課題 モニタリングはいつまで続けるのか?
13:05-13:25 信濃 卓郎(北大)
6. 帰還に向けた課題 放射線とリスクの対話を通じた意思決定支援 暮らしの手引き
13:25-13:45 黒田佑次郎(福島医大・産総研) 
13:45-14:00 (休憩・アンケート回収)
7. パネルディスカッション
14:00-15:00
主 催 一般社団法人 日本保健物理学会
共 催 一般社団法人 日本放射線安全管理学会、一般社団法人 日本リスク研究学会
協 賛 一般社団法人 日本放射線影響学会、科学技術社会論学会
参加費 正会員 2,000 円
学生会員 1,000円
非会員  4,000 円
事前申込:参加ご希望の方は、資料準備の都合により2019年6月17日までに、日本保健物理学会事務局(exec.off@jhps.or.jp)へメールにてお申し込みください。
メールには、氏名、所属、会員種別(正会員、学生会員、非会員)を明記してください。
なお、当日の参加も受け付けますが、配布資料がない場合がありますので予めご了承ください。