2014年7月7日月曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.454 ** 2014/7/4  

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◇ 平成26年度共同主催国際会議「第26回有機金属化学国際会議」の開催について
◇ 市民公開シンポジウム「生存農学の基盤:地球環境の維持と安定的生産
  システム~最先端科学から農業と環境を考える~」の開催について
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  平成26年度共同主催国際会議「第26回有機金属化学国際会議」の開催について
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 会 期:平成26年7月13日(日)~7月18日(金)[6日間]
 場 所:ホテルロイトン札幌(北海道札幌市)

 日本学術会議と公益社団法人日本化学会が共同主催する「第26回有機金属化学国際会
議」が、7月13日(日)より、ホテルロイトン札幌で開催されます。
 当国際会議では、有機金属化学の現在の発展と今後の科学技術への役割について討論
を行うことを主眼としています。エコロジカル有機合成、高活性重合触媒、元素戦略に
基づく環境調和新物質合成、希土類錯体の新展開等を主要題目とする、多数の研究発表
を予定しています。その成果は、有機金属化学及び関連する多数の学問分野の発展に大
きく資すると期待されます。また、本会議には42ヵ国・地域から約1,000名の参加が見込
まれています。
 また、一般市民を対象とした市民公開講座として、7月13日(日)に「未来を拓く科学
と技術」が開催されることとなっております。関係者の皆様に周知いただくとともに、
是非、御参加いただけますようお願いいたします。

第26回有機金属化学国際会議 市民公開講座
「未来を拓く科学と技術」
 日 時:平成26年7月13日(日)13:30~16:30
 会 場:ホテルロイトン札幌 2階
 参加費:無料

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ(http://krs.bz/scj/c?c=56&m=20553&v=b0dfd303)

【問合せ先】日本学術会議事務局参事官(国際業務担当)付国際会議担当
 (Tel:03-3403-5731、Mail:i254【あっと】scj.go.jp)

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 市民公開シンポジウム「生存農学の基盤:地球環境の維持と安定的生産
  システム~最先端科学から農業と環境を考える~」の開催について
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開催概要
地球上の人口は50年後に90億を上回り、その生活基盤である食糧の増産は大問題
です。また、地球温暖化による砂漠化、大洪水、大災害の頻発は人類生存の驚異
となっています。
地球と人類の安定的生存にとって食糧・エネルギー増産、環境保持は密接に関連
する緊急の課題です。今回のシンポジウムでは、日本学術会議の農学委員会・
食料科学委員会から、この問題に対する農学や生物学の各分野における取り組み
を紹介し、これからの農業と環境を考えます。

日時 平成26年8月10日(日)13:00~16:30
場所 日本大学 三島駅北口校舎 1階 山田顕義ホール
  (静岡県三島市文教町1-9-18) 

スケジュール
13:15~13:25開会挨拶
桂 勲(情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 所長)
豊岡武士(三島市長)
司会 倉田のり(国立遺伝学研究所教授)

13:25~13:40 講演1「科学の進歩と国民生活:日本学術会議の活動とは」
生源寺眞一(名古屋大学農学部教授)

13:40~14:05 講演2「世界の食料事情と日本農業のゆくえ:安定と安心のために」
生源寺眞一(名古屋大学農学部教授)

14:10~14:25 講演3「環境と食料を支える土の微生物」
妹尾啓史(東京大学大学院農学生命科学研究科教授・生物生産工学研究センター長)

14:30~14:55 講演4「森を育て、健康な住まいを創る」
川井秀一(京都大学大学院総合生存学館(思修館) 学館長)

14:55~15:10 休憩

15:10~15:35 講演5「水圏環境の生きもの資源‐駿河湾の深海魚と魚市場」
渡部終五(北里大学海洋生命科学部教授)

15:35~16:00 講演6「持続的な畜産の課題:飼料、環境、感染症」
吉川泰弘(千葉科学大学教授)

16:05~16:30 講演7「農業と遺伝学のとても深い関係」
小原雄治(国立遺伝学研究所名誉教授・特任教授)

■参加費:無料
■問い合わせ先
情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 広報
TEL 055-981-5873 
http://krs.bz/scj/c?c=57&m=20553&v=1554430d