2016年9月12日月曜日

発表募集 国際理論心理学会(2017年8月21〜5日)

運営委員会より掲載依頼をいただきましたので一部を転載します。詳細は、大会ウェブサイト(クリックすると開きます)よりご確認ください。

事務局
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 2017年に国際理論心理学会が東京(立教大学池袋キャンパス)で開催されます。 日本で初めて開催される本大会のテーマは、「理論化のエートス」(The Ethos of Theorizing)に決定しました。そのねらいは、心理学という学問(およびそのメタ的 な探求)がもつ倫理的な側面を検討することにあります。理論化をすることは、倫理 的・規範的な考え方から切り離せません。たとえば、客観性とは何よりもまず公平 であるという美徳です。また、真理は明らかに、誠実であることと結びついています。 それゆえ、心理学における理論化は単なる活動ではなく、理論心理学者が深くコミッ トし、「よい」理論を発展させる責任が求められる実践なのです。心理学の現状の脱 構築と批判を通じて、わたしたち理論心理学者もまた理論を構築し、さまざまな地理 上の隔たり、過去と現在、そして多様な理論的コミットメントを架橋することを試み ます。「理論化の倫理」というテーマは、わたしたちの文化へ理論が入り込んでくる こと、そして、わたしたちの理論的実践への反省を促しているのです。

早期応募:2016年10月31日締切(結果通知:2016年12月15日まで) 
最終応募:2017年1月31日締切(結果通知:2017年3月1日まで)

 ISTP2017運営委員会では、大会テーマ「理論化のエートス」、または、理論心理学を主題とするその他のテーマに関する発表を募集しています。シンポジウムの申し込みも歓迎します。提出内容はブラインドレビュー制で審査します。