2012年1月30日月曜日

日本学術会議ニュース・メール ** No.332 ** 2012/1/27

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◇ 日本学術会議公開シンポジウム「日韓福祉政治の新しい展開」の開催につい
  て(ご案内) ほか
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 日本学術会議公開シンポジウム「日韓福祉政治の新しい展開」の開催につい
 て(ご案内)
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(開催趣旨)
 韓国で福祉政治が新しい展開を見せています。格差の急激な拡大と若年層の
雇用問題の深刻化のなかで、社会保障の急速に政治の焦点となり、世論調査で
は増税による財源調達も含めて社会保障強化への支持が拡がっています。20
12年の大統領選挙では、社会保障改革が正面から問われると予想されます。
他方で、日本でも「税と社会保障の一体改革」のなかで、増税論議を併せて社
会保障改革の中身が問われ、政治の方向性を左右する争点になりつつあります。
 本シンポジウムでは、日本と韓国それぞれの福祉レジームの相違をふまえな
がら、両国の近年の福祉政治を、世論や政党政治、レジーム改革の各レベルで
比較します。そして、日韓の福祉政治と福祉レジームのこれからを展望したい
と思います。

 ◆日 時:2012年2月18 日(土) 14時~17時(12時30分開場)
 ◆会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
 ◆主 催:日本学術会議政治学委員会
      日本学術会議政治学委員会比較政治分科会
      文部科学省科学研究費基盤研究(A)「日本型福祉・雇用
      レジームの転換をめぐる集団政治分析」研究プロジェクト

(プログラム)
司会者: 河田潤一
  (日本学術会議政治学委員会委員・比較政治分科会委員・会員・大阪大学)
報告者: Heung-Seek CHO (ソウル国立大学教授・社会福祉学部長)
        Sang-Hoon Ahn (ソウル国立大学准教授)
討論者:新川敏光
  (日本学術会議政治学委員会比較政治分科会委員・連携会員・京都大学)
     宮本太郎
  (日本学術会議政治学委員会比較政治分科会委員・連携会員・北海道大学)
  (報告と討論の分担が一部入れ替わる可能性もありますのでご了承ください)

※ 一般公開。参加費は無料。通訳付き。
※事前申込みは必要ありません。

 詳細については、以下のURLを御覧ください。
 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/142-s-1-2.pdf

【お問い合わせ先】
 宮本太郎
 (日本学術会議政治学委員会比較政治分科会委員・連携会員・北海道大学)
 E-mail: jcenter[at]juris.hokudai.ac.jp

 日本学術会議事務局第一部担当 嶋津(TEL:03-3403-5706)


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 学協会主催東日本大震災及び東京電力福島第1原子力発電所の事故への対応
 関連シンポジウムの開催について(ご案内)
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 学協会(日本学術会議協力学術研究団体)が主催する東日本大震災及び東京
電力福島第1原子力発電所の事故への対応関連シンポジウムの開催について、
ご案内します。
 なお、一般公開しているものがございましたら情報提供をお願いいたします。

 ○震災・原発問題福島シンポジウム
   主催:経済理論学会 ほか
   日時:平成24年3月24日(土)~25日(日)
   場所:コラッセふくしま(福島県福島市)
   詳細:http://jspe.gr.jp/fukushima

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      学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
  http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html
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2012年1月25日水曜日

「科学技術イノベーション政策のためのデータ基盤の 構築に関する国際会議」のお知らせ

平素より科学技術政策研究所の活動に対して、ご支援ご協力をいただきまして、感謝申し上げます。
 科学技術政策研究所による「科学技術イノベーション政策のためのデータ基盤の構築に関する国際会議」を下記のとおり開催致しますので、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

 本会議では、エビデンスに基づく政策形成を実現するための有力な手段として必要性が増しているデータ基盤構築についての国際的な動向を把握するとともに、日本における今後の取り組みの方向性を明らかにすることをめざしています。世界各国から有識者を招へいし、以下のテーマについて発表と議論を行います。みなさまの参加をお待ちしております。

<<テーマ>>
セッション1.政策のための科学の取り組み:エビデンス・ベースの政策形成の実現に向けて
セッション2.先駆的なデータ基盤の事例:公的支援を受けた研究および大学を対象に
セッション3.データ基盤構築への挑戦:研究の最前線から
パネルディスカッション.データ基盤の将来:日本への示唆

               ―記―

<<開催概要>>
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■会 議 名:科学技術イノベーション政策のためのデータ基盤の構築に関する国際会議
■主    催:科学技術政策研究所
■日    時:2012年2月28日(火) 10:00~18:05(開場9:30)
■場    所:文部科学省第1講堂(中央合同庁舎第7号館東館3階)
■プログラム:詳細はhttp://www.prime-pco.com/nistep2012をご覧下さい。
■言    語:日英同時通訳
■参 加 費:無料
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■参加をご希望の方は、以下のホームページから参加登録をお願いします。
http://www.prime-pco.com/nistep2012
なお、会場の都合により定員になり次第、募集は締め切らせていただきます。

■参加申し込みに関するお問い合わせ:
  事務局代行(株)プライムインターナショナル
  〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-13-10-601
  TEL:03-6277-0117、FAX:03-6277-0118
  E-Mail:nistep2012[at]prime-pco.com

■プログラムに関するお問い合わせ:
  文部科学省 科学技術政策研究所 科学技術基盤調査研究室
  TEL: 03-6733-4910
  E-Mail:ic2012[at]nistep.go.jp

2012年1月11日水曜日

「ファンディングプログラムの運営に資する科学計量学」第二回ワークショップのお知らせ

(自ら関連するイベントの告知ご容赦ください)

以下のように、第一線の研究者をお招きして政策におけるエビデンスとしての科学の使われ方に関するワークショップを公開シンポジウムの形式で企画いたしました。
詳しくはhttp://scmfp.blogspot.com/2012/01/blog-post.htmlをご覧ください。


(記)
日時:平成24年2月18日(土) 午後2時より5時まで
場所:JST東京本部別館 1階ホール
東京都千代田区五番町7 K’s五番町 市ヶ谷駅徒歩3分
アクセスマップ(http://www.jst.go.jp/koutsu.html )

テーマ: 政策のエビデンスとしての科学 - 役割と課題
 
プログラム(敬称略):

開会の挨拶(14:00-14:05)

講演(14:05-15:25、各ご講演QAを含み40分、順番は予定)

スパコン開発とエビデンス(仮題)
牧野淳一郎(東京工業大学大学院理工学研究科理学研究流動機構)
 
地球温暖化政策とエビデンス(仮題)
江守正多(国立環境研究所地球環境研究センター)コメント(15:25-15:40)

「数量化、政策のための定量化」の陥穽~ポーターの「数値への信頼」より
藤垣裕子(東京大学大学院総合文化研究科)
 
休憩(15:40-16:00)
総合討論 (16:00-16:55)
閉会の挨拶(16:55-17:00)